2009年12月31日

年を越す!そば



布団綿と使い古しのタオル。

ではござりません。


カブのおろしとトロロ昆布をたっぷり載せた

「年越しそば」。


涼感溢れるガラスの丼にていただきました。
(ブルブル)

隠れているのは、主役のそばと山菜とお揚げです。


んんむ。

今年も刺激的な一年でした。

ポール・ポッツ氏の豊かな声に震えながら…


眠ります。

  


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2009年12月31日

春がきた



12月31日必着。

惰眠を貪っていた私は、

宅配便に起こされました。


…んあ? コンタクト頼んどったかの?


いえいえ。

おせち。



ふふふぅ。


大掃除など全くしていなかった私ですが…

これを納めるために、冷蔵庫の整理をば。


し始めますと、あれやこれやの掃除につながり…


荒海にもまれる小舟のような竹が

カンカンカ~ンとたてる音を聞きながら

えいさほいさと、ごちゃごちゃを片付けていきます。


飽きて外に出ました。


すると


風の匂いに混じって漂う一つの香り。

その香りはまだまだ柔らかく、儚く

今にも散り散りになって空中にとけ込みそうな淡さ。

懐かしさ。


蝋梅(ロウバイ)。です。



「もう香り始めたのか

気が早いの…」


さぁ。
明日から新しい年が始まります。

皆さま。
良いお年を!

きっと素晴らしい年になりますでしょう。


  


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2009年12月30日

金ちゃんうどん 復刻版



夜の、よそを向いたアカリを見ながら

ワタシははしります。


かえって、おいしいおうどんを食べました。

「金ちゃんうどん 昔なつかしいふっこくばん」
というのです。


かろりーは、264って書いてたから

おしる、ぜんぶのんだってへいちゃらです。



とてもおいしかったな。


かきまわしたら、
とっくにわすれてた
たまごが
ういてきました。



日本海溝の底に棲む、

傲慢な深海魚みたいに浮いてきた卵は…

私に

忘れていたナニカを

思い出させた。



ワタシは、かわいたたまごと

キモチみたいなたまごを

おしるといっしょに

ごくんごくんと

のみこみました。


  


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2009年12月30日

深夜の提灯行列

今宵は…同僚チェシャの

恐怖体験をお話いたします。

(暗い部屋で、顔を懐中電灯で下から照らす)

◇◇◇◇◇◇◇

彼女がまだ、自動車免許を持っていない頃のことです。


ある深夜のこと。

彼女は、チャリで通い慣れた道を走っていた。
と、思いなされ。


田舎でもないが、街でもない高松市の…とある住宅地。


刻の頃は23時過ぎ。


ふと、前方に目をやると…

黒い服の行列が、静々と進んでおります。



(なんだろう…)


あまり気にもとめずに、

横をサァッと通り過ぎました。


ん?

提灯?



さて。


現代に、

「提灯」を提げて

「深夜」に

無言で歩む

「行列」など

あるのでしょうか。



彼女は訝しく思い、

後ろを振り向きました。



ええ。

その通り。


「行列」は

跡形もなく、消えておりました。



◇◇◇◇◇◇◇

さ。

話は180度変わりますが、

私の本日の遅めランチ。
早出の後、
綾川の「キャトルセゾン」にてありつきました。
おろしハンバーグ定食。



実は…昨夜から食べたかった「茄子の茹で浸し」がついておりました。
(画像には入っておりませんが)

季節は冬。

夏の野菜の茹で浸し。
私の欲しかったおかず。

ナニカ、気の動き。
を感じましたですよ。


  


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2009年12月30日

謎の穴

こ、これは…!



マテ貝まで住んどんでしょうか…っ




本日駅付近早出。


心地よい日差しのもと、

ちりめん波をたてながら…
遠慮がちに潮が引き始めた駅広場海水池にて

発見しました「謎の穴」です。


深い。

深すぎるぞ! 海水池の謎。



  


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2009年12月29日

虜囚の夢

ある朝。

女は、見知らぬ部屋で目覚めます。

二重の目覚め。

◇◇◇◇◇◇

夢をみました。

女は、見知らぬ部屋で覚醒します。

コロニアル形式の白い空間。

まだるっこい、粘りつくような熱帯の朝。

漂うのはジャスミンの花の香り。


きっと私は…虜囚なのでしょう。


部屋の隅には、様々な弦楽器が立てかけられています。

バイオリンやコントラバスに混じり、
ギターが。

女は、窓に歩み寄ります。

パティオの真ん中に聳え立つ木は…

沙羅双樹。

あ。

なぜか、私の手許から

落ちた片方の靴下は


ジャスミンの、茉莉花の植え込みに引っかかります。

◇◇◇◇◇◇

少数民族ゲリラに、ちょいと触れている最近。

「西南シルクロードは密林に消える」ノンフィクション 高野秀行著。



今読んでいる
「上海クライシス」フィクション 春江一也著。

のせいでしょうか。

はたまたかつて読んだ
「蒼穹の昴」浅田次郎著。


遠大な物語のせいでしょうか。


私はこの夢の続き。を見たくてしょうがありません。


  


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2009年12月29日

歳末の道

生きているのがす・ば・ら・しすぎる。


広場を歩くと、眩しく照り返した白い光が目を射る本日。

駅付近勤務の花椒ですこんにちは。


さて歳末です。

遅出の私は、出勤に遠回りの道を選びました。

278号。でしょうか、32号に並行して走る昔ながらのこの道にて

慌ただしい歳末の狂奏を味わいたいと思いました。

◇◇◇◇◇◇

いつもに比べて、道を横切る歩行者が目立ちます。
「ちょっとそこまで」大掃除の道具か、はたまた迎春の用意か。

なんだか、平素とは違うよ的なモリアガリ感が漲ります。


郵便局。

まずは小さな挿頭丘を通ります。
投函する年賀状を抱えた慌て顔の人たち。
車も斜めやらまっすぐやら…
イツモトハチガウフゼイ。

次に「南郵便局」。

さすがにここは規模が違い、誘導するガードマンが両側に立ちます。
それでも湧き起こるクラクション。笑

初めて目にしたのが、出張窓口(?)。

「年賀状お預かりします」
と書いた、青い大きな袋を提げる係員が歩道に立ち、
滞った車の窓に目を走らせます。

ただ…信号待ちの間だけですが、そこに入れる人はいませんでした。笑

成合ジョイも大盛況です。
ここには、年末大掃除道具もお正月用品も花も、
なんでもかんでも揃っていますもんね。


さぁて、そんなこんなの中をくぐって勤務しております本日のお昼は

キオスクの「二段のり弁」。



なぁにが「二段」なんだろな…と、ワクワクドキドキ。

ご飯がケーキみたいに何か美味しいものをサンドしとるんでしょうかね?

ん?

ん?

むぅ。
………普通の、のり弁ね。


(‐公‐`)
  


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2009年12月28日

女と男。ハマチしゃぶしゃぶ

今春がきて君はきれいになった。

こんばんは。
m爺のおつかいをして事務所に帰った花椒です。


「ありがとうな。このお返しはきっとするけん。」

いや、私が建て替えたお金にちぃっとばかし「上乗せ」してくれたらええですけに。

老獪に微笑む陰で

(もし、カラダで払うちうたらドウシヨウ)と、
一瞬逡巡した私に


「か、カステラあるで?」

毎年長崎カステラを大量に購入し、社員に配る習慣を余儀なく義務づけられ

獣発行「温吐一息」(ホッと一息=社内報)にて
「カステラ王子」と名付けられたカニ(常務)が
ぎこちなく笑います。


「結構です。」

既にリクエストした「チーズ味」カステラを貰った私は、言下に言い放ちます。


さて。
いきなり先日読んだmixiコラムを思い出す私。

「女と男の違い」について。ですが。

男は、元来「狩猟」する立場にありました故

「動くモノ」に対して視線を向ける傾向が強いらしい。と。

ふぅむ。

スデニオトコキカンハオワッテイル?m爺は、なるほど手元の資料や人差し指で打つキーボードにしか視線は向きません。

カニはどうでしょう。

…よく色んな物を落とします。
社長のPCモニターや電話本体を。

それらを的確にキャッチしている私。
の方が

狩猟には向いているな。

とまぁかように判断したコラム斜め読み。でしたわぃ。

さ、こんなことを書いてるうちに出来上がりました
「ハマチしゃぶしゃぶ」。



野菜は、丹後しめじと水菜です。

  


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2009年12月28日

キリリと

本日の風は…

ふむ。(ペロリ)

タクラマカンの砂の味がするぞよ。



ズザズザズザと、海水池の規則正しいさざ波に

チラと一瞥をくれた本日駅付近勤務の花椒ですこんにちは。


ありゃ!

こらどいや。


駅の入り口にはもうゴージャスな角松が。



背筋が伸びるのぅ…

あ、伸びとんは竹か。


  


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2009年12月27日

終曲

カラスは山に。
可愛い七つの子のもとに。

私も家に帰りました。

本日多忙だった為、事務所で告白した相手は

ホラーわっきーと獣のみです。

わっきー。

「呪怨のな…」

ええい!却下。

獣。

仕事に追われている為、

「あ?呪われてるんやろ。」

別件にて、先日「白子・生ガキ・刺身盛り合わせ」を全て私に制圧された
東京やろうハチは耳元で
「白子…」と、怨みの言葉を囁きます。


◇◇◇◇◇◇◇

パタパタパタと、
駆けてきた

その「ナニカ」は

お花の眠る家の周り全ての戸をガチャガチャと音をたて

開けようとしたんじゃ。


お花は考える。

「あそこの戸は閉めたかの」

「いや、あそこは!」

「ああ…閉めとるんじゃった。」


それに…
今夜は一人ではない。

久々に訪ねてきてくれた「お母ちゃん」が
隣の部屋で寝ているじゃないか。

ああ安心だ安心だ。

ふっと布団の中で笑みをこぼした瞬間


思い出したんじゃよ。


「お母ちゃん」は



とっくに亡くなっているんだ。



その瞬間。


ポンポンと、横向きに臥せていたお尻のあたりを


叩く手の感触を感じたのは。



ハッと目を見開くお花は、

パタパタとガチャガチャと音のしていた

土間に向いたそのまんまの格好で

凝視をしとる自分に気がついたんじゃな。



…今のは夢か幻か。


「ここにいる」のは私一人じゃった。


お尻を叩いたのは

何?


◇◇◇◇◇◇◇

そうするうちに

部屋に漂い始めたのは
「薄荷」の香り。

薄荷の精か?

胸焼けに苦しんでいた私は、

薄荷の香りに
何だか…夢うつつに気持ちよくなりました。



遥か昔。

中学生だった私が「金縛り」に遭っていた頃。

耳元で

いきなり「交響曲」が鳴り響いたことを思い出します。

今思えば…恐らく
「カルミナ・ブラーナ」。

こむらがえりと金縛りの連続。

さぁ。

きっと今宵は、明々とした照明のもと


ひょっとして

あの交響曲が

甦るのかもしれません。





  


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2009年12月27日

恐怖の一夜は

今朝の事務所宿直明けは…


ホラー映画フェチのわっきーでした。。



「あ、あのな!
き、昨日の夜な…」

息せききって報告し始める私に

ナニカ自分のセカイのニオイを感じとった彼は

手を止めて早くもにやついております。
(ワラウトコロデハナイノデスガ)


◇◇◇◇◇◇◇

さて。

年も暮れようとしていたうすら寒い昨夜のことじゃて。

お花は翌日のつとめに備え、
麦でできた安酒もヒシャク一掬いでとめ

早くから床についておった。

薄いせんべい布団にくるまり、
月明かりもない夜に

土間の方を向いて
すやすやと寝息をたてるその頬は…

まるで薄紅色の山茶花をうっすら散らしたようじゃったよ。



その時。


だ・れ・も・いないこんな山奥の

通るとしても狐か狸ぐらいしかいないこんな山奥の夜に

パタパタパタと小走りの音が。

どんどん近づいてくる。

どんどん…

んむ?


あ、昼餉の
「どん兵衛 年明けうどん」ができたようじゃ。


さて番所の秘密の詰所で

ありがたいうどんをすするかの。

続きはまたカラスが山に帰った後になるんじゃて…




  


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2009年12月26日

怖かった



20分ほど前ですが



なんかこわいことがありました。


内容は明日書きます。


今夜はテレビの音を普通にしたまま寝ます。

  


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2009年12月26日

今年最後の中国語は…

休日である本日。
に、予約を入れておりました中国語。

今年最後の授業だったんですが…


お休みさせていただきたきました。


決して
宿題をやっていない。

とか、

最近喫煙が外。になったから。

という理由ではなく


体調不良のせい。であります。


いや、実のところ…
かなぁり回復しとりますので、

ま、静養をとろう。と。



で、中国語。

実質的に、今週火曜日22日が今年最後となりました。

その回想。

ちゃんと宿題をやっていきました。

日記ですから、当然前日の「忘年会」がテーマ。


来月36歳になるイケメン@老師は

私の授業があることを忘れていました。


カランカラン
音のするドアを開け、「失礼します!」と声をかけると
いつもはすぐ横にある教室から

お茶の準備も完了した老師の
「どうぞ。」
という、落ち着き払った低音の言葉がジワッと響いてきます。

かの日は違いました。

「失礼します!」
カランカラン

・・・・・・・

バタバタバタ

奥の部屋から老師が。

「あら?」

「え?」
慌てます小心者の私。

マチガエタカ…?

過去一回だけ、私は曜日を間違えたことがありまして…

車内でbondだかを大音量にて鳴らしながら到着。

他の生徒さんの車を発見し、も一度曜日を確認し、そのまま爆音とともに走り去った経験が。


今回もそれか、思いました。笑

が…老師の間違い。



話は戻ります。

日記ですが、
私ほとんど毎回「飲み会」の内容でして…

それを朱で直していく彼は
ナイシンヒジョウニアキレテイルコトトオモイマス。

たいてい三次会までありますから。笑

酒場は「酒口巴」(口へんと巴は一つの字です。)

老師の興味をひくのは…

当然「三次会」にて訪れた酒口巴。

ライブハウスですから、

私テキトーに「音楽酒口巴」と訳しました。
いいじゃん意訳。笑

「ギターの弦」張り替えについて。

キラキラした瞳にて(と、自分では思う)、
ギター尊師マスターが教授してくれたコトについて、

うっとりと語りました。


私のギターには

「E010」がいいだろう。


お茶を飲みながら。


老師は控えめに補足します。

「E」はエレキのE。

え?

「エレキの弦は細い。

ミニギターですから、その10番で。」
(私のはfenderのミニギターです)

そうか…

んじゃ、土曜日までにHard・OFFで買うときます。

「土曜日は時間がありません。」


………今日休んだ理由は

決してそれではありませんからっ。




画像は、関係ないですが…

郊外勤務地にて、
昨日胸焼けが続くくせに選んだ「カキフライ卵とじ丼」です。

うまかった…

また胸焼けにコンテニュー…


  


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2009年12月25日

夜の電車の光景



久々にバスタブにお湯をはり

白い湯気の中に

うっとりと埋もれますと…

先日よりの体調不良も

モワモワモワンと
うっすらぼやけた空中に消えていきます。


目をつぶると

遠くの空から電車の音。

微かに届くその音に、

先日乗った電車の光景が蘇ります。


まず熟年男性1名。

夜の瓦町行き車内はガラガラですから、
彼はシルバーシートに座り、眠り込んでいます。

電車は一宮駅に着きました。

彼は目が覚め、大きなあくびをした後、ひざをパンパン叩き満足そう。
(なぜオッサンは、あくびだけでは満足できないのでしょう。)

と、いきなり立ち上がり
周りを早送りにて見回し、荷物をダッと掴み、開いたドアからグッと顔を突き出し

必死で「ここはドコなのか」を知る情報をかき集めようと焦っているのが見てとれます。


私は、斜め前からその姿を観察しておりました。
一宮と仏生山なんて…夜なら見分けがつきません。笑

彼は乗り過ごしたのではなく、
ちゃんと仏生山で降りて行きました。


次に、中年女性。

勤め帰りらしきぽっちゃり型。

やはり彼女も慌てた様子で、今度は駆け込み乗車。

乗り込みながらなぜかドアに向かってお辞儀をしています。

小柄なぽっちゃりですから、全ての動作もちまちまと
オモチャのようにせわしない。

私の真向かいに座りましたから、
今度は彼女が私のウォッチングの獲物です。笑

寝たフリをして見ている間中、彼女はずっと動いています。

バッグから袋へ。逆に袋からバッグへ…

その後はプリントアウトされた用紙を真剣に読み始める。
会社の書類なんだろなぁと思うと、これがコトデンの時刻表だったりする。笑

とにかく動きを止めない(リスみたい)彼女、
リップクリームをクリクリと塗ります。

それを見て、私気づきました。

ヒトって、リップクリーム塗る時は「虚ろな目」になるんだ!ということを。笑

次はサプリメントを何錠か口に放り込み、
汗を(汗?ナゼニ)ハンカチで拭き始めた頃には彼女にも飽き…


一番端っこに座っている、
若者から中年になりかけ。といった年頃の男性に目が移ります。

彼は、

あら。それまでなぜ存在に気づかなかったんだろう。

よく見るじゃないですか。映画の中で。

ニューヨークの巨大なゴミ箱にもたれて眠るホームレス。って風情まんまんでした。

ダスティン・ホフマン似のね。笑 笑

長身をくねっと曲げて
(ピンクパンサーのぬいぐるみみたいに)

大きいわし鼻でけだるく呼吸しています。


とにもかくにも。

瓦町で私も、せわしない女性も、ダスティン・ホフマンも。

みぃんな降りました。

みんなそれぞれ忘年会だったのかな。
笑 笑



メリークリスマス

  


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2009年12月25日

失言ならぬ失書き

皆さん。

ペンの試し書きって、
何を書きますか?



私はこれで…失敗しました。





先日の、ワレワレが事務所を占拠した時のことです。


私はマスオのデスク上に、
きれいな黄緑色のボールペンを見つけました。

外見からすると、軽やかな若草色のインクだろうな…と、

マスオのメモ帳に試し書き。

クルクル。っと最初に書いた時点でインクは普通の黒と判明。

なぁんだ黒かぁ。

ついでに「あほ」と「ウ○コ」マークを無意識に。


私の場合、これらが
「クルクル」に次いで試し書きの字(?)ランキング上位の2つになります。


で。
書き味いいやん?

惜しかったけれど、黄緑色のペンはマスオのペン立てに戻した。

ところまでは良かったんです。


仕事の電話が入った時点で私、
試し書きのメモのことをすっかり忘れて別のデスクに移動。

そのまま数時間が経った頃
営業でへとへとに疲れ切ったマスオが帰社。

非常に会社が大変なときでしたので、
彼の疲労も極限に…

「お疲れ様!」

いたわりの笑顔でしか癒やす方法を知らぬ自身を不甲斐なく思ったトキ。


「だ、だれや~!

伝言が「あほ ウ○コ」て何や~!」

「ぶっ!」
一斉に噴くチェシャ・Y嬢・みよちゃん。

突如、事務所に彼のひっくり返った奇声が鳴り響きましたです。



…シマツタ。


試し書き捨てるん忘れとった。


「ぎゃー!ごめん!

た、試し書きしてたんやっ
いや…書き味ええな。て」

マスオ、最後の方聞いとりません。

「俺、どうせ「あほ ウ○コ」やわ~!」

い、いやちゃうって

「忘れんように貼っといたる!」(怒)

マスオがプリンターに貼った試し書きメモに…



「ほ、ほな写メ撮ってえっかなかな?へへっ…」
と近寄る私は


更にマスオの逆鱗に触れたようで…

あれから顔を合わす度に

「お疲れ様♪あほウ○コのマスオです

と、極上の笑みがかえってまいります。



ちょこざいな。  


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2009年12月24日

懐かしい場所・新鮮な音



まだ元気な頃(オオゲサな)の
21日飲み会のキオクをもとに。

三次会ではありますが、

たくさんの人たちとどんちゃん騒ぎを楽しんだ、
ビール部会の二次会までとは一線を画しております。



久々にその扉を押しました。


私の大好きな場所の。


「上楼梯」。
階段を上がることを中国語ではこう書きます。


半年ぶりのマスターは

やっぱり帽子をかぶり


前はなかったカウチに脚を広げて座り

ギターの弦を張り替えておられました。


クルクルとペグに巻きつけてゆく白い弦。

ぱぱぱぱと処理していきます。


「速い…」

カウンター席に座って、じっと見ていた男性が呟きます。


「僕ら、仕事やからね。」

軽やかに宙を舞う手は休みません。



初めて見た「弦の張り替え」。

余った弦の長さが、マスターの経験の長さと重なり


私はただ目を見開いているのみです。


張り替えが終わった彼は、

ステージにてチューニングを始めます。

見ていると、
「E」や「G」のデジタル文字が

私の座るソファからも見てとれ…

短くもまとまったメロディーをポロポロ弾いて

その都度変わるデジタル文字にて合わせるチューニング。
にもまた初めて遭遇し

マスターの背中から、深い音が渦を巻いて私を取り囲みます。

「な?
音が全然違うやろ?」

問いかけられたカウンターの人は頷きます。




こんな雰囲気の中、

温かい雰囲気の中。


私はジントニックをいただきました。



午前2時過ぎ。

私は3曲も聴かせていただきましたよ。


マスターの歌声は…初めて聴いたかもしれない。


美しい姫の「デスペラード」。

ならず者。


内の一曲で彼はブルースハープ。

寡黙な表情でギターを奏でます。



楽器がギターとブルースハープだけ。なんて思えない。


私の知らない楽器を

私の見えない場所から

いっぱいの人が奏でているような…

そんな気がしました。



マスターは、まるで

日なたの道を

ライ麦畑の中に伸びる道を

太陽に向かって自転車のペダルを漕ぐ

少年に見えました。

  


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2009年12月24日

缶詰めランチ



ちょいと体調不良でして…

昨日早出が終わってから
ず~~~っと今朝まで寝ておりました。

本日事務所ヒミツの小部屋にて。

そんなワケで

缶詰め杏仁豆腐。



爽やかさが…


私をふわりと
舞い上がらせてくれます。

  


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2009年12月22日

林太郎さんは美味いよ!

まず。

一本、道間違えました。

ふむ。
迷子になるのもオツなものぢゃて。

のんきに別の店の灯りを写メっておりますと…



「花椒さん!何しよんですか!」

ぎゅーと元イケメンYが、迷子の私を見つけます。

いや、筋を一つ間違えたみたいでな…

「何言うとんですか!ここでえんです。

って…あれ?」

お前もか。ぷ

そんな私達を、Yがシニカルに笑いながら

「…こっちですから。」


それを先に言わんかい。

かくして線路沿いにある
私達御用達の「林太郎」へ。



さて。

会社にナイショなビール部会「忘年会」が始まりました。

メンバーは、インフル陰性だけど発熱地獄のチェシャ。
家でお誕生会をするマスオが欠けましたが

部長博多・ぎゅー・私の「美しい」紅3点に

疲労は夜の街にて殲滅させる獣・やんちゃだけど実は「ヨメシカシラナイ」2○歳Nクン・お腹の脂肪が悲しい元イケメンY・東京出身でマクドのことを「マック」と言うハチの

計7人で…

宮廷料理を

アサヒスーパードライを

オモウゾンブン

楽しみましたわぃ。



ここで注意する点ですが、

私。最初は

「飲み」専門です。

ある程度飲まなければ、
箸に手もつけません。


しかし。

ある一定の軍事境界線を越えた途端

餓鬼になりますです。


卓に載っている皿から(当然人のものも含む)
好きなものを奪取します。ダマッテ。

昨夜私。生まれて初めて
「白子」の美味しさを知りました…。

7人ですから、気のきく林太郎さんは
ちゃんと2つの鍋をセットしてくれますので

この「白子」。

当然鍋2つ分用意されとります。



前回の宴では

追加注文の「焼き餃子」何皿分かを

急に寡黙になった私に
「全て」平らげられ
(だ、誰や!俺の餃子喰うたヤツは。と叫んだ獣他数名)

学習能力のあるぎゅーは
「生レバ」皿を隠します。


ちょこざいな。

鍋の隙間から手を伸ばして、生レバをつまむのに余念がないかの如く見せかけて

お玉で「2つ分」の鍋から
この度目覚めた「白子」を掬い取り

私の可愛い胃袋に87%納めましたわぃ。

「陰嚢の中にある精巣だの!こりはツマルトコロ!」

「花椒さん、声デカい!」
と注意するぎゅーは、私の皿から「ブリの刺身」を奪取。



こ、こら!
なんちうことをする。

怒る私に、ようやく自分たちの鍋に「白子がない」こと。を発見したハチが

虚しく鍋を「そっと」かき回し、

「花椒さん…。白子を返して。」

ん?

ん?返してとか?
ぷ。

鍋は見張っとかんかい!

ハチから奪取した刺身盛り合わせ皿を前にウソブキます。

「なんやー!頑張りましょう!」

と、突然酔っ払いの獣は先日のカニの真似をします。

「頑張りましょうっ!」

白子で頬を膨らませた私も同じく

ばんっ!と卓に手をつきます。

「あ!カブしか残ってないやん!」

え?

席をぐちゃぐちゃ移動しながら、

も、誰のや?みたいなビールをグビグビ飲み

「つ、次行こか〜!」

「ま、まかしとかんか〜い!」


という次第にて一次会終了。
  


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2009年12月22日

疑惑の払拭



いや…ショウジキな話…

夏にソソウし、秋にソソウし…
(ちゃんとトイレの便器内でありますネンノタメ)

そういう、スネノキズを持つ身として…


今回。
ハタシテそういう
悪しき連鎖を断ち切ることができるのか。

が、課題でありました。



むぅ。

結果を申しますと、

どこの便器に屈み込むこともなく

ちゃんとトイペの縁を三角に折る余裕まで残した私は

ケンコウテキに3時過ぎまで飲むことができまして…


微かに感じていた、
「どこぞ悪いんちゃうかいの。」

という疑惑は払拭され、

軽やかに
回想に耽る現在です。


いやぁ良かった。


偉大なるギターの尊師に再び逢えて…。



本当に良かった。

追ってご報告申し上げますです。

寝よ。
  


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2009年12月21日

へろへろ二次会



ラウンジに移動。

ぎゅーの膝小僧。



ぷ  


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