2009年04月29日

お二人様ドライブ☆ANFUさん



休日の本日。

同僚R☆とお二人様ドライブ。一時ベティが加わった為三人様ドライブ。

東に西に。
頑張れ みんな頑張れ♪
と、頭の中は陽水。

思うんだが…

男とオンナノコ(ま、Rは大人の女性だが)の車内って、違う。

男のは、喫煙・禁煙に関わらず、なんだかシンプルだ。いや殺風景だな。

ヒトによって工具箱が転がっていたり、ジャケットが無造作に放っておかれたり…で

後は 何にもない。

オンナノコの車内って、匂いからしてオンナノコ。だ。ヤラシイかの…

Rはクリフォードが大好きだから、あちこちに真っ赤な犬が…。
ティッシュボックスカバーやCD入れ等。

彼女は煙草を吸わない。
てか、私の友達に煙草を吸うヒトはいない。
だから私も、乗せていただいた非喫煙者の車内では吸わない。

煙草の匂いが染み付いてる車に入った途端、非喫煙者は「臭い」と感じる。

私の車は


臭い。


吸い殻入れがすぐにいっぱいになり、閉まらないままだから困る。(ソウジしろよ)

助手席と後部座席はいつも何かでいっぱいだ。

所用で助手席側ドアを開けたはずみに転がり出るペットボトル。なんてのは日常茶飯事。

私は原則として、ヒトを乗せない。
理由は「破車(ぽーちぇ。壊れた車)」だから。笑

…ま、例外はたまにある。

かくして、三木町。

ベティの叫びを聞き届けた後

ANFUさんへ。

実はかつて。

R(雑貨好き)と私は、お互い早出勤務の後かのお店に向かったことがある。

CHIEさんのコメントで場所を知り、二人で。

非常に分かりやすく書いていただいたのに…行き着かない…(汗)

理由は
その時ブログを慌てて読んで知った。

「ソウルに買い付けに。」
で、お休みだったわけ。


「…ソウル…?!」

はぅっ(汗)
ヨン様命のR☆は、そこに引っかかった。


え。?


…では、今…ソウルに行かれてるのですね…

消え入りそうな彼女の

羨望の声。笑

…みたいですな。
また改めて出直しますか。

ソウル…。と、遠い目に何かを託す彼女を、今つついたら、ヨン様の話が堰をきったように溢れ出すぞ…


私は、触れないでいた。笑

で、本日。

無事、あっという間にANFUさんへ。

素敵に可愛いお店だ。

ピアスが大好きな私はそこから攻め、彼女はぐるぐる。

CHIEさんのタグ付きピンも、石が色々ついて可愛い♪

結果。

私は、レトロなトランプ大カードに目が。

あらら。

私の集めていた、大正浪漫溢れるポスターと同一のカードがあるじゃないか。

非売品だったみたい。

が…調べていただいて…無事購入。

中国語センセの持ってるポスターのと同じのがあった♪

これは彼に進呈しよっかな♪♪


  


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2009年04月28日

海水池干潮・アンパンマンと男前弁当

まだ夜の明けきらぬ

海からの風が

潮の香りももたらさぬ

寒い今朝

事務所への電話。

「…早いなぁ…!花椒さん、あんた夜寝よんな?」

M爺はいつも心配してくれます。

いや…弁当食べる為に早く来とるのですよ。ふ

勤務前の朝ご飯。

キーボードにくっつけて、PCの熱がほのかに周りを温める頃完食。

さぁ!仕事だぜぃ!



昼前、ちょっと通った駅構内。

いつも私が星占いを見る大画面。の下には

こんな素敵なアンパンマンがいたよん♪




◇◇◇◇◇◆◇◇◇◇◇
マカロニサラダ(マカロニ・キュウリ・ハム・SBカレー粉・クォーターマヨ+トマト)

スナップえんどうと新玉ねぎのかき揚げ

ささみハンバーグ、エリンギ和風あんかけ(ささみミンチ・ショウガ・玉ねぎ・エリンギ・片栗粉・追いカツオつゆ)

雑穀米に奇襲、もとい紀州南紅梅梅干し

高野豆腐


南紅梅とスナップえんどうは、美しい女からいただいた。



  


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2009年04月27日

迷子のすずめ

ランチタイム。

アタシは、事務所2階の秘密の花園。もとい、単なる休憩室に上がった。

ばさっ! パタパタパタ…

…なにやつ?

卵焼きなし。の弁当箱(ヤケクソで詰め込んだ男前弁当は…ピンクのトートバッグに入らず、とりあえずバンダナでくくって紙袋に)
を提げた私は、思わず頭を低くして攻撃に備えた。


すずめ。

一羽のすずめ。
が、どこから迷い込んだのか…

ふいの闖入客である私に怯え、逃げ道を求めて狭い休憩室内を飛び回る。

あぁ、君は迷子だな。

私は窓を開け、早く飛んでいけよ。と。

すずめは、自分を見失っているのか…壁や天井にぶつかり、ロッカーの上に置かれた段ボールの箱に隠れたりする。

きっと…今までの長い時間。
空を求めて、同じ壁・同じ箱にぶつかっていたんだろう。

すぐに、外へと開いた窓に気づくかと思ったが…

写メを撮る私も、タカをくくっていた。


しかし。
すずめは気づかず

2階に並ぶ他の部屋に。

関連会社の社員が休む他の部屋に。

大丈夫だ。

きっと、びっくりしながら…その彼もやはり窓を大きく開けたはず。


すずめの糞を見ながら…そう思った。

  


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2009年04月26日

桃色☆吐息



あ…はンっっ!




我ながら

官能的な

吐息。


明日の弁当に詰めるオカズを次々に。


で、余裕をぶっこく合間に本生を冷蔵庫から出そうと。

楽しもうと。



が が が がちゃり。

甘く素敵な卵焼きが



落ちた。


べしゃり。


嗚呼 嗚呼 嗚呼

明日は13時間勤務だよなぁ。

嗚呼 嗚呼 嗚呼

脇役を固める、蟹江敬三。みたいな大事な卵焼きだよなぁぁ。


果てます。

あでゅう

  


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2009年04月25日

悪戯☆シミュレーション

駅付近勤務地から帰った事務所。

そこには、カワイコチャン同僚@ベティ28・獣・神戸出向中のFがいた。

「花椒サン、虫って好き?」クスクス


…これはヤツがイタズラを仕掛ける時の笑み。

「山に住んどるから虫は…」

「ほらな~、虫好きなんや。」
かぶせるように頭から声を出すFまでが不穏にクスクス

「いや、好きっちうのでは…」



何かトラップの予感。


そんな中で一人黙々と仕事に励む(珍しく)獣。

「引き出しのナカニナニカアル」

直感した私は、恐る恐る開ける。

何もない。

あれぇぇ?
慌てて私の引き出しを奥まで引っ掻き回して再確認のベティ。

「歩いていったんかなぁ…」

歩いていった…? (°□°;)

恐ろしい不安を抱えながらも、事務処理をこなす私。


「おおおおっ☆◇◆△!」

マウスパッドの上に
ゴキブリが。

非常にリアルなゴキブリおもちゃが。

腹の底から思いっきり野太い叫びをあげ

あげたタイミングは、Fがお客と電話で話してる最中に。

ケタケタ笑うベティ。
電話を切った後で「客に聞こえたわ~」と笑うF。

引き出しからマウスパッドに「移動」させたのは、黙々と仕事をしていた獣ぢゃあないか!

それからベティと私は、次の獲物を求めてゴキブリを置く場所を論議。

外から帰ってくる男子社員のタメニ、バックは白地が良いのではないか、いやパンフレットの2枚目に隠し、「あ、それ持って帰っとってな~」と、自然にめくらせる等々。。


シミュレーション。

帰ってくる社員の立場から、
私は
「お疲れ様です~」
と、ドアから入ってくる場面から始める。

「そこから始めるンデスカ~!」ケタケタ

「当たり前ぢゃ。細かく分析せねばなっ」


時は21時前。笑

入ってきたら…まずどこで、どういう動きをとるか。

シミュレーションを元に、また真面目に論議。

うっかり手で「ベチャッ」と潰す「触感」方面から攻めるか

はたまた視覚で仰天させるか…。


Fは呆れて笑いながら見ている。

因みに…ベティと私は
B型なのだ。

獣も加え、3人で喧々囂々。

「藤○さんは騙したらダメ!いい人なんやもん。」

…はい…?

なら私は何かしらん?

「花椒サンはいい人じゃないからいいんですぅっ!」

…りょかい。


  


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2009年04月25日

荒野の土色弁当☆特盛り

大食漢である。

加えて、ワイルドな原人である。

本日。隠れ弁当につき、
キーボードと他の機械の間にできる狭いスペースに収めなければならぬ。

よって細長いタッパー2つ。


◇◇◇◇◇◆◇◇◇◇◇

1)
サラダ
(レタス・キュウリ・ハム・チーズ)

2)
雑穀米

サゴシのバジル・ローズマリー焼き

スナップえんどうとエリンギの炒めたやつ(梅醤油ひとふり)

トマト入りスクランブルエッグ



げふ

  


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2009年04月24日

私らしくない気づき

皮膚科の後、美容院に。

一つ思った。



そこは、店長とスタッフSちゃんの二人でやっている小さなお店。

ほぼ同期・同期間で、二人は東京での修業を経てきた。

香川にUターンし、またこちらで技術を磨き

一人が店を構えた。

そこに通い始めて10年ぐらいになろうか。


その間。
ストレート・ベリーショート・ロング三つ編みパーマ等、飽きっぽい私の要望に応えてくれてきた。

私は去年の夏辺りから、メキシコ人みたいなパーマヘアである。

かけて馴染むのに1ヶ月。
とれかけてフワフワした髪を維持して1ヶ月。

だから、2または3ヵ月目にパーマをかける。

今回は2ヵ月を過ぎた、ゆるくしゅヘアを楽しもうと、カットのみを依頼。

途中で店長が、所用の為いなくなる。

スタッフSちゃんがカット。

そこまでは良かったんだが…メキシコヘアの私が長らく見なかった「ブロウブラシ」を彼女は取り出す。

話に気をとられていた私は、その「違和感」を見過ごす。

気づいた時点では、かなりの分量がストレートに伸ばされていた。

あ。

「あれ?」

小心者の私は疑問詞。笑

アレルギーの為、ワックスやミストはせんといてね。
と頼んだのがアダとなり、手持ち無沙汰を感じた彼女はブロウを始めたわけだ。


…ゆるくしゅ は…?


で、思ったんだ。

店長がいたなら、こんなことにはならない。
野蛮でオッサンみたいな彼女だけど…
客の意向を感じとって、それなりに仕上げてくれるだろうな…って。

いやいや、この髪型をしばらく楽しんでみるわ~♪
と帰った後、
また気づいた。

私だって、仕事で同じことをしているに違いない。

本来。何を求められているのか。
これを考えながら働いているか。って。

それをこなしてこそ、お金を貰える権利を持つ。

ちょっとフンドシを締め直…もとい、気持ちを切り替えなくっちゃ。
と、シュショウにも。

惜しむらくは、
明日の朝になったら、きっと忘れているに違いない。とカクシンするジブンがいるってことだな。
笑  


Posted by 花椒 at 21:06Comments(2)

2009年04月24日

ハズカシイ部分

皮膚科3回目。

ようやく原因が分かってきたぞ〜。

年末から治ってはかぶれ、アレルギーの薬を飲んでは治り、ほとぼりのさめた頃またかぶれ…

を繰り返していた私。

化粧品は全て元のものに一貫した結果、
かぶれの元はヘアオイルとワックスらしい…と。

メキシコ人みたいな髪にしとる為、ワックスで固めなければ
ただのバッグレディなのだ。笑

薬が変わった。

炎症は起こしていない(と、アンパンマンぽいドクターは言うが…)為アレルギー薬は弱めに。
(不安)
新しくビタミン剤が加わった。


皮膚科だからと、完璧スッピンで行った私の顔面は
「ハズカシイ部分」まで、全て白日の元に晒されている(そんなタイソーな…)。

アンパンマン、もといドクターの太い指が私のデリケートなほっぺをつつく。

「あ。この茶色い点は、かぶれじゃなくって肝斑(カンパン)ね。」

(わ、分かってまんがな。それのことはホットイテいた。
恥部…肝斑;シミについては言及しないで欲しい。怒)

ドクターが間違うのも無理はないのだ。

以前の2回は、目の周りが赤く腫れ(京劇隈取り状態)ていたので炎症だと診断されたのだが…

で、いただいた薬は3日で私を正常に戻してくれたんだが…

今回は

違うんだよ〜〜〜っ!
(夕日に向かって叫ぶ私)

腫れてはないが、目の周りが痒いし…

もっと非常に困ることには

シワシワになって

ベースが赤いから(炎症の為)シワが…



ゴルゴ13。になってるんだぜっっっ!? (劇悲)

痒くなる前(5日ぐらい前)までは、ファンデーションを塗ってもシワがなかったトコロに!



落とし穴。

スッピンて、ぷりぷりやから…シワが分からん。


ドモホルンリンクルCMレディ?おばちゃん?
だって、
ありゃ基礎化粧品のみの状態だからツルピカピンなのだ。


「私…。何歳に見えます?」

ぴったり年当てられますからっ 同性の女は!

あ、いかんいかん。
つい興奮してしまった。

「肝斑」に

いたく傷ついてしまった
ナイーブな私。


あ、そか!
だからビタミン剤くれたんや〜♪



…て…

手放し喜悦で 良いのか私?


  


Posted by 花椒 at 18:14Comments(0)

2009年04月23日

カオス(混沌)の響きあり。

朝の厳しい作業の疲れ あぁんど前夜から今朝未明の飲み会疲れ。により、
本日は遅出なのに
お弁当用の食材も買い込んだのに

手作りはフォッカッチャのみ。

中身は、レタス・キュウリ・ロースハム・スライスチーズ。

バンズをびゃっと焼いて、びゃっと挟んだ(ソースなし)のをびゃっびゃっとラップで巻いただけ。

出勤前にファミマに寄り、「しらたき麺和風カレースープ」と、デザート用に0キロカロリーゼリーをば追加。

のどかな事務所2階休憩室にて、マスオに借りた「崇徳伝説殺人事件」を読みながら

貪る。

「しらたき麺」に熱湯を注いだ後、自営業関連の電話。

声を抑えて屋号を名乗る。

ヤバいよな。

麺とスープは美味だったぜ。

カレー風味。って案外応用範囲が広い。
マカロニサラダに、S&B 赤缶カレー粉を混ぜるのは結構レトロな昭和風味を醸し出すから好きなんだ。

0キロカロリーのラ・フランスゼリー。

前からこの0キロカロリーゼリーをよく買ってるんだが、柔らかい上層部の(吸い込んだ方が早いやろっ的な)ゼリーと、堅い寒天状の下部の相違を楽しめるブツだ。

ゆっくらほおばる私の棲息する休憩室は、2階階段の登りきった場所のすぐ左手にあり

右手側には給湯室とトイレがある。

ドアを閉じた休憩室にいると…
ひっきりなしに、階下から、事務所1階トイレでは踏ん張れぬ「お腹の緩い」社員が駆け上がってくる逼迫した足音が響く。

ま、わっきー&カニぐらいだが。

そんな中。
今朝。(私が必死でペコペコを使っていた時間帯だな。)

同僚Gが、同情心全開で私に

チクる。

「あのねあのね、同僚☆山が顔面蒼白でね…2階のトイレで吐いてきたんですって!」





アホやろ。

そういや昨夜、むちゃくちゃ飲んどったよな。

いや確かに。

あんまり酔ってない私も(あれしきでは)、なんだか…いっぱい

非道の限りを尽くしたような…

ラウンジで獣(36)と今回主賓の元同僚(男/40)をキスさせ(ディープね。)、

階段はこの主賓に抱っこ(注※お姫様抱っこではなく、米俵状態)され

楽ちん!。てヤツ? 笑

ま、とにかく。

トイレ詰まりに心と腕をすり減らした私は

同僚の嘔吐したトイレを想い…

何の影響も受けずに

美味いランチを楽しんだんだよ。

ちと記憶が欠如。笑


  


Posted by 花椒 at 22:05Comments(0)

2009年04月23日

朝ご飯中の人は読まないでね。

不穏な気配が漂う、朝7時のトイレ。

今朝3時辺りに「お街飲み会」から帰宅し、7時に入ったトイレは





詰まっていた。





よく起こる問題の一つだ。
たかをくくってトイレペコペコ(なんちうの?あの棒の先端にお碗吸盤がくっついたやつ)を差し入れる。


む。

うんともすんとも言わないが。
まぁ、時間がかかるのも無理はないだろうな。

ここ数日、流れが悪い状態に気づかないふりをしていた私は、まだまだ落ち着いている。

二日酔いになっていないのは、やはりブランデーとジントニックが体に合っていたおかげだなぁぁ

なんて回想に耽る余裕もまだこの頃は

あった。



少し手がしびれてきた。

時計を見ると、入ってから20分ほど経過している。

手を止め、
ここで初めて不安が
夏の入道雲の如く…

はて。

窓からは、新緑萌える晩春の景色。

ペコペコ再開。

焦って動きが無駄に浅く速くなり、

結果、中の水(細かく述べると攪拌され、手漉き和紙になる前の糊状になったトイペと水)が反動によって飛び出す。

がはっ ハァハァ

小さな湖の底からは…

未だ兆しの音(グルッ、ゴァァ…)すら聞こえぬ。



昨夜は三次会で何歌ったっけ…

また窓から眩しい陽光を浴びるツルニチニチソウに目をやり


現実逃避。


帰って、コーラック飲んで寝たっけ。


ハッ また腰を曲げて再開。

慎重に。
深く
ゆっくり


お腹すいた。

唐突に思い当たり、
こんな状況下でフォッカッチャの朝食をとれる私って

結構スゴい。と思う。

食べて再開。

無反応な湖に、何もかも投げ出し…イスタンブール辺りへ旅に出たくなる。

あ。いかんいかん

耳を澄ませ、何かの「変化」を感じ取ろうと

ペコペコを通し、何かの「動き」を掴みとろうと

遅出出勤の準備も待つ。


ぐ。
きゅるきゅるきゅる…

遥かな底の底辺りから

聞き逃しそうな微かな音。

さぁ、今のが空耳でないとすれば

輝かしい「兆し」の音なのだ。

更に1分強。

グホッ
グー! ギュルギュルギュルル!

渦を巻き、湖は消えた。

あでゅう

最初に不穏の靄に包まれてから、時間は優に2時間を越えていた。

  


Posted by 花椒 at 09:37Comments(2)

2009年04月21日

お二人様ドライブ 大麻山

餓了。(うーら。お腹すいた。)

餓死了。(うーすーら!すきすぎ。)

うーら うーすーら うーら うーら うん あいや〜

本日昼下がりの、りん曹長と私(花椒元帥)の変な会話。

「好、那個…那個…(はお、ねいが…ねいが…。OK、なら…そだなぁ…)」

以下中国語。

どっか行きましょか。

ええですねそれ!

どうしますかねぇ…

ミッションが「好き」ですからっ
(曹長に戦略をおもねる怠惰な元帥)

山。に行きますか。おベント買って。(出たな、山愛好者め)

靴。は、どんなの履いてますか?

覗き込む曹長の視線の先には、私の9センチハイヒール。

あ。無理だ。

(だよね。私、苦しいことキライですからっ …良かった。ハイヒールで)

うんうん頷く私に

サディストりん曹長は、微笑みかける。

まぁ、大麻山ならなんとかなりますか。

(°□°;)

え…ええ、もちろんね!

私には私の「面子」というものがある。

修験道をひた走る彼に、弱みは見せられぬのだ。

りん曹長の車は、FFのオープンカー。

中央線のない道路は基本的に大嫌いな私は

新緑の眩しい、狭い山道を…きゅるきゅる言わせて走る車の助手席で…

固まっていた。

「荷重をかける前と、浮かせて滑らせる後ろ。」

コーナリングの度に説明してくれる曹長。

きゅるきゅるきゅるっ


あ。なんて素晴らしい響きだ。

私は、カーブは最初低いギアでアウトに、その直後アクセルを全開でインにきゅるきゅる踏み込む。

重さから爽快な軽さへ。

「それは基本です。」

憎い曹長は、いやらしいギアチェンジをしながら…後輪を叫ばせ

私は、ただ聞きほれる。エンジンの奏でる音に。

豊かな木々の深い香り。

ま、そこまで。

車から展望台への道は…ハイヒールの私には修験道。

曹長は、私が転げ落ちないように斜め後ろに待機。

しまいにゃ、ジーンズのベルト通しを持ち上げて歩いてくれた。

あやつり人形みたいになるのだが(笑)、非常に登りやすい。

ようやく展望台に着く私達。

こ、こんなに苦しい目的地。のハズなんだが…

おばあさんのグループでいっぱいだ。

は?

「彼女達…すごいエネルギッシュですね。」

私としては、苦しい山道を登りきった彼女達に尊敬の念を送ったんだが…

「あ。あの人達は車で登ったのですよ。駐車場がありますからね。」



…は?

でわ。
私の登った道は?

横目で睨み、もとい見つめ…サディスト曹長たる所以に思い当たり…

「ここも、祭祀跡らしきものがあるんです。」

岩を撫でる彼に、ため息をつき…

確かに美麗な讃岐平野パノラマに
感嘆し

下る道では、命の危険まで感じた私を


実は


おんぶしてくれた。


元帥の面子はどこへやら。

いやぁ…

人の背中でまつぼっくりを見つけるのは


のんきで いいね!


  


Posted by 花椒 at 19:12Comments(2)

2009年04月20日

引き返すポイントが分からないでしょ? お一人様ドライブ。

さて。

今日・明日と連休である。
初日の本日は、自営業の方で徳島・池田町に。

例によって(1年に1回だけど)高速は使わず下道(R32)で。

山と川と葉っぱや花や看板を見るのが好きなもので。

相手先の会社は池田町白地にある、思い思いの服を着た若者達がMacに埋もれるカジュアルなとこなので、私もジーンズにトレッキングシューズだ。

トレッキングなのにはワケがある。

「仕事」はオマケで、その後続く「お一人様ドライブ」が…真の目的なんだもん。


本日は吉野川に降りる。ぜ。

毎年、この発注後「ラピス大歩危」に走る私。
アンモナイトや瑪瑙にも飽きたので(笑)、

途中にある「west・west」に。

ここは、吉野川の激流を活かした「ラフティングのベストスポット」との事。

川まで降りて行ける斜面が作られていたので、
私は小雨のもとトレッキングシューズで吉野の「青石」を飛び石状態にポコポコ…波打ち際まで。

あのエメラルドグリーンの水は…手で掬えるこの場所においても

エメラルドグリーンだったな。

写メの焦点は、すぐ上流にある岩場に自生する山ツツジの花びらだ。

立ち上がって見る向こうには、阿讃山脈の帳。

指の元は、散った花びら一つ。


ガタンガタン。

ふいに鳴り響く列車の音。

見れば川の対岸を通る線路を…昼下がりの土讃線アンパンマン号が右から左に。

ガタンゴトン

あの車両の中に…人はいるんだろうか。

いるとすれば、かの人は…吉野川を見下ろしているんだろうか。

山ツツジの花びらを追いかける私も見てるんだろうか。




本日のBGMは、EMIGMAとCOBA。

Age of lonlinessは


「飛べ」そうになるし…

他はカルミナ・ブラーナが見え隠れするもの、グレゴリオ聖歌を思い出させるもの…

もまた興奮させる。

が…
Age of lonliness


特別なんだよ。

阿讃山脈の、幾重にも重なる山の斜面を

白い「鞠」が 何個も スローモーションで転がり落ちる。


道はどこまでも続く。

そんな白日夢。



ラピス大歩危を越え…

何キロおきかに出現する集落を確認しながら…

引き返すポイントが見つからず…

大豊の大田口まで。

何となく「頃合」だと、COBAに替えてUターン。

SARAと花市場ばかりをリピート。

帰りは途中からR192に入り…(標識に剣山と書いてあったからには、R438と交差するだろう。と。)

行けども行けども、左方面(つまり香川行き)標識には見知らぬローカルな地名しか出てこない。

ま、えっか〜

最長「鳴門」まで出りゃあ後は分かるし。

なんたるアバウト。笑

実を言うと…
ENIGMAとCOBAで、頭と肩と胸に銃撃を受け…
蜂の巣状態になる度に、一五一会2 の ニライで(野戦病院にての応急処置)をして癒やしていた私。


「2」では、「この街はなれて」以上の歌を発見できなかった。


…いいんだよ。

北上したらR12と合流。

美馬は、最近詳しくなった。

高速バスBTを見つけ、「竜王山」を

目指す。

花市場で踊りながら…
美味しい峠へ。

後は香川にあっけなく入るんだが…

うぅむ。ホント あっけなく。


  


Posted by 花椒 at 18:22Comments(0)お一人様ドライブ

2009年04月19日

何も感じられなくなった上々颱風CD

上々颱風。

数年前聴いていた頃、美味しいパン粉が油を染み込ませた天ぷら紙。みたいな感じがしていた。

坂道を自転車で下り、その向こうには海が待っているような

奇妙でカラッとして、でも面白い油紙。

角を曲がったら何が待っているか分からない。

久々に聴くこれは…冊子でよく使われる上質紙の感じ。

私が変わったんだろう。

思わず襟を緩めたくなる気持ちよい暑苦しさが
感じられなくなった。



角を曲がっても


何も


待っていない。
ことに気づいた
つまらない私に
なったからだろう。

  


Posted by 花椒 at 17:30Comments(2)

2009年04月18日

BMW 740

獣がBMW 740 を買った。

ある朝。
まだ2人っきり早朝事務所。

やつが初めて会社にBMWで乗り入れた朝。

シャネルの香りを帳にし、踊りながら

やつがエンジンをかけた

車の

運転席に

私は滑り込む。

総革張りのシートにて

アクセルを踏む。

ぶろろろろ

低音がお腹に伝わる。

「ばるるる…」

呟きながらハンドルを回す。

シートに頭を預け

まだ陽が登らぬ中空に顔を向け、目をつぶる。

駐車場にての


束の間の

興奮。

  


Posted by 花椒 at 21:00Comments(0)

2009年04月18日

タケノコの持ち主

放置タケノコの、お返しはせずばなるまい。

畑でもよく収穫させていただいておる私。

「何でも採って帰り~」

とのありがたいお言葉に、夏はプチトマト・きゅうり・ナス・三度豆

冬は白菜・ほうれん草・菊菜に大根

何でも掘り起こしていた私に、白菜はカマで根元から切る。ブロッコリーや菜の花はハサミで摘んだらまたわき芽が増えて収穫できる。

等の知識を与えていただく。

畑からいただくブツは、非常に美しく繊細だ。

黄色い花が先っぽについたきゅうりは、中までジュウシーなんだが早く傷む。

プチトマトは、私の趣味を反映してか…イタリアンな縦長で、噛んだらぷちんと弾け口の中が美味しい洪水になる。

ネギはどこまでも甘く…それ自体が濃厚なスパイスに。
これを入れた卵焼きはスィーツになるんだよ。

竹林は、油断していたら「雨後の筍」を体現し…数時間おきに別物の「竹」になってしまう。

毎年観察していた「ふきのとう」は、今緑の葉っぱがわさわさと繁る。

ふきのとうの下(地下)に「ふき」ができるのは去年知った。

いつかあの真っ直ぐな「ふき」が現れるんだ。と、ドキドキしていた私に
「ふきは地下」という驚きの事実。

奥が深いなぁ。

「放置」タケノコを食す私は…

馴染みの猫に帰宅後、チキンをやりながら…

ふきと油揚げの煮物が

もうすぐ

きっと

手に入るぞ。と

竹林持ち主に秋波を
送っている。



  


Posted by 花椒 at 20:39Comments(0)

2009年04月18日

イカす弁当タワー

本日遅出事務所。

弁当できた。

予備、またはフルーツ用にと買ったタッパーまで…全部おかずと米で
ぎっしり だ。

詰め方が、原人並みにワイルドなので写真を撮るのは控えた。

が…タッパー3個重ね。
は、可愛いトートから頭がさすがに「突き出る」高さなので


我ながら




渋い。


と思った。
  


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2009年04月17日

はてなはてなはてな

なんなんだなんなんだ。

今日は会社の行き帰り、cobaを聴いたはずだ。

とても


ご機嫌な。
スッゴい楽しい音楽。


昨日買ったっきり



中 孝介







ばかりが、今。


無音の室内

頭の中で


リピートするのは








なぜ


  


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2009年04月17日

漁夫の利 意味なぁし♪

帰って、まだ陽が登っとるので
「キニナル」竹林をまた「調査」。

こないだトンガ盗んで勝手に掘ったタケノコは、も全部食った。げふ

んで見たら、なんか立派なタケノコが(掘り出されたジョータイ)で何体か


転がっとる。


んあ?

こりゃ「問題提起・憤怒の顕示」かい…?。

はたまた「慈善」?


ちうわけで

収穫し(拾い)、アクヌキ。

ヌカはないので、お米の研ぎ汁と唐辛子。

アクが抜けたかどうかも知らぬが(初体験)輪切りにしてエリンギと共に炒め、同僚Gからいただいたニンニク醤油をひとふり。

北海なんとかちうジャガイモを茹で、マッシャー出すのがめんどくさかったからフォークで粗く潰し、これまたザク切りにしたきゅうり(5本入っとったがめんどくさいので一気ザク切り)を

アンデスの塩でえー加減にもみもみしたやつと、今日安売りだったシーチキンを和え…

雑穀米を炊き

先日100均で仕入れた
「きゃわゆ~い!ピンク(アン、恋の色?)」の弁当箱あぁんどピンクの弁当トートバッグに詰めるのさ♪

先日まで、アサヒのビール6缶パックに「おまけ」でついとった袋にデカいおっさんタッパーを詰め込んどった己が憎い。



  


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2009年04月17日

エネルギー


私の通う中国語教室は、通りを少し走ると少林寺の塔が見える閑静な住宅地にある。

生徒用駐車場は広い前庭になり、
そこには花壇があり、
その真ん中には大木が聳え…初夏には樹脂と軍艦虫が降り注ぐ。

老師は山走りが命なので、それ用のバイク(自転車)2台といじったバイク(オートバイ)3台が彼手作りの駐輪場で休んでいる。

高い天井から白いタイルの床までを、一枚の大きなガラスが占め

着いた生徒を中から静かに見つめ、おもてなし中国茶スタイルで待つ彼は
今年34歳。

3回目レッスンは「工夫茶(こんふーちゃ)」にて。
小さな小さなカップと土色の茶壷(ちゃふー)

宿題は第一課(てぃーいーく)のまとめ。

無印ノートに書き込んだ文を、朗々と読み上げる私。

過去に習った構文なので本当は「楽勝」のハズなんだが…

恐ろしいことに(笑えることに)「量詞」から間違える。笑

静かに見える老師。
は、実は静かなサディストだ。

「動的」に錯誤(つぉうー)する私を、
「静的」に看看(かんかん)見る。

数秒の 間 を、沈黙の 間 を置いて

「はい…。今の間違いですが。」

ぐはあっ!
頭をかきむしり、ペンで直してゆく(殴り書き)

実はこの度。
巷にて話題になった「東大生のノート」を参考に線を引き、説明箇所を入れるスペースをふんだんにとっていた。

これが一冊。

宿題でこの有り様ならば…宿題オンリーの一冊も必要だ。
朱書きが多すぎる。

…無印5冊組を買った私は正解だな。

テキストには会社の蛍光ペンでマーク。(ここだけの話だが、復習・宿題は全て勤務地でしかやらぬ。)

レッスンのこの日。

私は早朝からの勤務を終え、申し送りもそこそこに車内でパンを貪りながら向かい…

14時に入り

18時過ぎまで。


実は、授業は1時間なんだが…雑談がほとんどなのだ。笑

自営業時代。
朝10時に入り…退室するのは夕方19時前。ってのもよくあった。

授業は1時間なのに。笑


「道」(たお)について。

「八百万の神について」
「山について」

「文革について」

「天安門について」

「幕末について」

「古墳・他国の讃岐に残した遺跡について」…

なんだか…、なんだか
いつも話すことがいっぱいだ。

夕闇が迫る中、知らぬうちに薄暗くなった教室で

「あ」と、気づいた老師が電気を点ける。

そんな日々の繰り返し。

教室は

何か で

満ちる。
  


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2009年04月16日

バンドネオンの 甘く切ない トラップ(罠)

女は、久々にCDを買いました。

非常にシンプルな想い。

朝見たTV番組で。初めて知った、初めての歌を聴いて

落ち着かなくなったから。


中 孝介




奄美大島の島唄を

歌うヒトです。


歌詞に

画面に流れる歌詞と

なつかしゃ。の、透明な声が運んでくる 意味に。

固まったから。


恋。は、成就しないし…もし。手に入ったら、その途端それは 恋 ではなくなります。

愛。とは違う。

という、誠に独断的な女は更にCDを聴きます。


TSUTAYAでは更にCD5枚を借りました。



ENIGMA
(共鳴する阿鼻叫喚です。)


上々颱風
(前から姫神と共に好きでした。)


ビギン
(彼女がリピートする「この街はなれて」が入った「一五一会」のvol.2です。遂に謎の楽器ニライが登場。)


Music of Iraq
(サラ・ブライトマンのハレムに始まる中近東音楽好きから)


で、

coba
「シチリアの月の下で」

cobaの「カブール通り」が始まった時。

女は、奄美大島の島唄「恋」を忘れました。


…やはり。
これだな。
私の 恋 は。

4曲目になった時。

女は、慌てました。

なぜ。

なぜピアソラなのか。

なぜPiazzollaの「Oblivion」を今思い出させるのか。。


「TANGHESTA」
サブタイトルを見ると…
「ピアソラへのオマージュ」。


あぁ あぁ なるほど………

Oblivion はタブーだよ。


  


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