2011年07月19日

嵐の中のお二人様カフェ

仔豚の作った藁の小屋。

狼にやられるより先にミシミシ音をたて

グラグラ揺れて

私。小屋と一緒に飛んでいくかと思いました。

本日郊外勤務地。

机を掴んで揺れナガラ

道路にぶつかり、激しく泡立つ雨粒を眺めて時の過ぎるのを待ちます。

イスタンブールまで飛んでいくか…
覚悟をキメタその頃。

「事務所に帰ってこーい。」の電話を受けて
ジョウゴ型に変形した傘を投げ捨て車を出しました。

はよ言えーだ。
(‐公‐`)

◇◇◇

シュシュでまとめたカワユラスィ髪は、
事務所に着く頃「ゴーゴン」みたいに荒れ狂い

お気にの吊り下げ型ネームは背中に回り

飛ばされんやうに踏ん張った足はナチュラルがに股。

「お…お疲れさまで…」
(ワシが疲れとんぢゃが)

事務所に足を踏み入れた瞬間、

パンパンパーンっ!
「クラッカーが鳴った」やうな気がしました。

「帰ってきたか♪」

なぜか一同の顔が一斉にほころびます。

カニ・マスオ(休日出勤)・獣(休日出勤)・居残りチェシャ・フェミニンy嬢、そしてm爺。

みんなが微笑みましたから、
シャイな私は「照れ」ました。ポッ

「イレギュラーシフト」。

本日早朝から宵まで郊外にいなけれはならなかったハズの私。

台風マーゴンにより、14時辺りに勤務終了。

そのまんま、チェシャとご飯を食べに事務所を後にします。

着いた先は「ル クプル」。

ホットサンドを注文。



先ほどまでの勤務が
まるでウソのやうに…

ゆったりと時は流れるんデスが、

窓のすぐ向こうでわ、
ナギタオサレそうにワサワサ揺れていた「オリーブ」の木が

一本の枝が。

見る間に「ポキッ」と折れて飛んでいきます。

・・・・・・

「大変でしたわね…。」

いつも控えめなチェシャは
口元に笑みを残し、ようやく慣れたiphonの画面をなぞります。

「ホンマでっせ!」
うんうん。

おっさんの吐息をつきながら、シミのついた折り畳み携帯をテーブルに置く私。

「ノンアルコホル」なデートです。

ふ  


Posted by 花椒 at 20:30Comments(8)