空と海と道路1

会社備品の(プリント類やらを送ってくる、お中元とかの空き袋)、名物かまどのしっかりした紙袋を携え…

高松駅ちゃんの駅弁コォナァに赴く、意気揚々とすぃたわし。を思い浮かべて欲しい。

時刻にして午前十時過ぎだ。

やはり、三種類ある内の「A弁当」(エビマヨ)は無い。



折しも…Bluetoothで聴いて居た桑田氏の儚い「東京」のシャウトが流れる。

街角に咲くヒマワリから逃れるやぅにイヤホンを外す。

◇◇◇

残った「B弁当」(若鶏の香草)をまるで

最初から決めて居たかのやぅに、空中に振り上げた人差し指で示すのだ。

わしは初めっから此れを望んで居た。かのやぅに落ち着いて。

◇◇◇

「ネ。いやホンマ此れが欲しかったンですがネ？
有った～、良かった。」

其処で売り場の朗らかなご婦人と目を合わす。

で…いきなり声を潜めて問うたのは、ひとえに魂からの疑問ョ。

「A弁当って…【いつ】売り切れるン？」

まさかエビマヨが欲しくて出遅れた敗者では無い！コトを一応知っていただきたい。

「ふふふ」

イヤなコトに彼女は、全てを知った勝者の笑みをもらす。

更にイヤなコトに、其ンな彼女との会話を楽しンでしまうわしが居った。

「人気のお弁当は」

うん？

「午前八時過ぎに出てしまいます。」

なんとっ！！

一瞬体が傾いた衝撃ぢゃが

「あ。何デスかね～、やっぱり【エビ】っすか？」

平静を保つ体のわし。

【だって今日は海老フライでは無いエビマヨ…】

ぐらりと傾きながら、尚も問い掛けるのは
ひとえに「お話上手」な彼女故。

「でもネ、ほら。明日のAは香草鶏肉♪」

わしが知りたいのは其処では無い。
細かく言うと

今日は「若鶏」ぢゃが、明日のAは「鶏」。
ちぃと違うと思う。

本日のが美味いのは分かった。



前回唸った同じ内容で、小松菜の煮浸しも有りぃの
香草焼き三個と白身魚のフライ一つ。

わしはマリタイム一階にて展開するご馳走で満足するンじゃが

駅弁屋さんとの会話がリフレインするンぢゃネ。

予約も出来るし、当日の電話でも！
と教えてくださった彼女の厚意にも有り難さを感じた。

でもネ。

でも…ちょっと違うン。

其の時に有るかどうか。を知る「ドキドキ」感。

↑ 此れも日々サンポートご飯で味わう【賭け】で御座います。

無ければ他のスポットに行けば良い。

親切ナ彼女に答えました。

「…スリル？をも味わいたぃンです♪」

お知らせしますが、お箸&お手拭きは含まれるワンコイン。








」