空と海と道路

号外　ごうがーい！

編笠を目深にかぶった活きの良い瓦版売りが、刷り上がった号外を手に

「さぁさ！新元号が決まったよ！」

其の声は、高松駅ちゃんの隅々にまで響き渡り

朝から電脳板を突っつきまわして各ニュゥズを開いては畳み
開いては畳む。

春にしては冷たい雨も斜めに降り落ちる本日お昼頃。

墨の香も匂い立つよな瓦版を、番頭・丁稚達が手にする。

ち。先を越されたナ

「これ、瓦版売りよ。」と呼び止めて

やうやく



◇◇◇

本日駅付近。

ホンマは其れほど興味の無い「新元号」。

そやけど「お祭り気分」は性に合う。
(ﾟ∀ﾟ*)(*ﾟ∀ﾟ)

ご存知のやぅに、わしの休憩始まりは早いので

Webでの周知時刻よりビミョーに前。



だもんで「棒天」。

◇◇◇

早めに戻った勤務地にて「号外」か。
はたまた同時にカウンターに訪れたご婦人のLINE通知か。

「…今決まったミタイ。んと…なんて読むのかしら…ン？」

デスわで。

ご婦人「れい…」

わし「あ？れいとは心霊の霊っ？」

つまり「霊」=魂テキな言葉遣いだと。

・・・

違った。

◇◇◇

其ンな本日。