2022年02月09日

兵馬俑のある研究所で健康診断

年に一度の「健康診断」だ~っ!

注射が怖い私は「採血」の恐怖に毎年うち震えるんだが、ここは上手にやってくれるので少しずつ慣れてきてもいる。

しかし、私の前に受けているご婦人は強者で看護師さんと世間話までされている様子。
いやその余裕たる態度にはシャッポを脱ぐのだった。

◇◇◇

持参した書類不備は無いか、検便は有るか等のチェックを行っていた駐車場には
当然小心者である私はかなぁり前に着いている。

ふと「視線を感じた」んだな。

未だ誰も来ていない駐車場の奥の方からだ。

んむ?

目を上げると…こちらを見る、ってか睨んで居る紳士一人。

早く着きすぎた私を呆れている施設のスタッフか?
(私はいつも一番に来る)

動かない。
目を凝らす。

・・・どなんしても彼は「兵馬俑」の戦士に見える。



まさか。

◇◇◇

と、健診も終わった私は「探る」ことにした。

先ず遠目。



やっぱり兵馬俑だ。

近付く。



あ、あんた本物かねっ?!



イニシエの大陸から旅をしてきた彼の横顔を確認すると同時に、隣の「跪いた兵士」に気がついた。



真正面に立った時、彼と目があう。



目が合った不思議さに

目を逸らせて横のプレートに目を泳がせる私。



本物だ。

プレート引用:
「2015年から2016年にかけて東京国立博物館、 九州国立博物館、 国立国際美術館において 「日中両国のさらなる親善と相互理解を深める」 ことを目的に特別展 「始皇帝と大兵馬俑」 が開催されました。

ここにある 2体の兵馬俑はその時に展示された兵馬俑を主催者の好意により譲渡さ れたものです。

座像を跪射備 (きしゃよう)、 立像を軍吏 (ぐんりよう)と 言い、 前者は弩弓を射る射手、後者は重装備をした隊長級の兵士であ ると言われています。

兵馬俑は、今から約2200年前、中国大陸で初めて統一国家を打ち 立てた秦の国王 (始皇帝) の陵墓近くに埋められていた約8000体の陶製 の兵士、 馬 馬車、御者、 馬丁、雑技人、玩具などを総称した呼称です。

1974年に初めて発掘され、20世紀最大の考古学的発見の1つと言わ れています。」



上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
兵馬俑のある研究所で健康診断
    コメント(0)