空と海と道路

「アサルト・ライフル」を手に入れた。



深く早朝の澄み切った大気を吸い込み

遠くで貨物列車の音を聴き

「決意」して私わ事務所の扉を蹴った。

顔をペイントし、椰子の葉とジャングル色のガアゼを頭から垂らし

蹴った瞬間！
腰を落とした。

「エネミィ」わ、洗濯機の前で煙草を吸って居た。

手を挙げるわきお。
トリガーに指をかける私。

◇◇◇

「弾…落ちるンょ。ポテッて。」

先日の休みの日、まんのうに新しくできたコスモス「ガチャガチャ」で求めたブツを降ろす。



「どぉれ。」

わきおが手に取る。

「ん…。マガジンラックが…○×△◆」
（一人の世界に入って目がキビシくなる）

「ちょと此処、曲げてええ？」

あ、よろすぃく。
(｀･ω･´)

手持ち無沙汰な私わ、其の間にペイントを落とす。

ヒジョ～にのどかな空間。

「直ったで。」

「此の薬莢に、弾を此の向きに詰めてな…」
トリガーを引く。

ぱしゅ。

あ！♪
デスクのキィボォドに「飛んだ」！

「ちょとセロテェプやけど…」



えんで。
格好わ気にせんけん。

其の後、二人で「撃つ」。

時たま「弾」がどっか行く。
(笑)(笑)

小さいけん、ゴミと間違えて指でやたら床を探る。

いちお～、マガジンラックに詰めて発射でける態勢が整ったゾ！
(*ﾟ▽ﾟ)ﾉ

◇◇◇

事務所一日だったので、色々「撃って」みた。
(≧∇≦*)

女子達の王子「yしざわ君」わ
「……此ンな趣味も有ったンですね。」と
「落ち着いた」迎撃。

今や、ちょと「アホな性質」が、女子達から愛さりるじゅんぞーわ

昨日お菓子をたくさんくれたので「撃たン」。
(´ｰ｀)

◇◇◇

其ンな一日だから、アサルト・ライフルの存在も忘りて仕事。

◇◇◇

夕刻。
思い出して、郊外から舞い戻った同僚とみこを「撃って」みた。

「ぽしゅ。」

「ファイルは…と。」

「完全にスルー。」
弾わ地味に跳ね返り、床のどっか。

あ…
「全く」気にかけん様子のヤツを前にして
腹ばいになり「弾」を探す私。
(T-T)

有った♪
「いやヂツワ、ガトリング銃だったら…」
と述べる私。

「は？」

なンでみんな、「スルー」するンぢゃろ？

再び迷彩の擬装に変えた私わ
市街戦に臨む。
言葉少なく。

椰子の葉が重い。

足元が、まるで「粘土」ミタイぢゃょ。

とみこが去った。

私わ…弾の「装填」を、息絶え絶えに伝える。
Pに。

後わ任せた。
「ぢゃ！帰るから。」
泳ぐ指先わ…

何処を指すのか。
ふ。