空と海と道路

あ。
パンツが落ちとる。

わしわ本能に従ってコソコソと辺りを見回し…
何気ない風を装って、拾った。

手に隠れるほどの大きさぢゃが…
余りモノを考えぬ性格なので「すぐさま」懐にしまう。

しかぁし、やはり小さい。



ゆくゆく其の持ち主を辿ってみると…P中ぢゃった。

「ガチャポンで此ンなのが。」

・・・確信犯だと思う。

先日TSUTAYAで見つけた時に、banやらとみこへ「勧めた」ブツ、らすぃ。

が。
彼女たちわ「聞き流す」。アタリマエだな。
うんうん。

名称「スマートパンツ」。
スマホに「穿かせる」おパンティなのだから。



…此ンなキワモノ、「おっさん」しか喜ばんが！

其の「喜ぶ」と予想さりたわし。

口惜しいが…「嬉しい」。
(笑)(笑)

◇◇◇

穿かせてみた。

が・・・「ホゥムボタン」が押せぬ。

芸が細かいバンダイの商品ぢゃ。

パンツの下に貼る「モザイク」シールが悩ますぃ。
ビミョ～に「膨らみ」が有る為、
パンツの下の「もっこり」をお父さん指で押すコトになるンだが…

其りを試して居るP中わ…「よほど」怪しい。

「反応が鈍いですね。ん」

パンツの「裾」から、「無理やりに」指をこじ入れるヤツ。

身悶えするわし。

「何をヤッとンですか。」

あ。ポパイN君。
君、「パンツ何穿いとるン？」

スマホを見せるわし。

「あ？」
意味を計りかねながら「とっりゃえず」ズボンを下ろしてユニクロのステテコを直すアラサー。

「ボクサーショーツ。」

「ほらね？」
と、スマホパンツに関係なくPが頷く。

「我々の年代わ『トランクス』なンです。」
其の後「ボクサーショーツ」なるモノが現れた。

全然知りたくない情報だが…
かのボクサーショーツわ穿きやすいので「ウィメンズ」のも有るから
わしも揃えてをったりする♪

い、いや「今回の焦点」わスマホだ。

「大事なボタン」（←という表現自体、此うなると猥褻。笑）が
「ちょうど」パンツの裏面に集結する我がスマホ「HTC j」。

「もっこり」を押さえても効かぬコトが判明したので

「頭にかぶせる」しかない。



パンツの意味から外れるが…いかんともしがたい次第につき。

モザイクボタンも横に外す。

◇◇◇

其ンな朝。

手に入れた「厄介」なブツ。
頭にかぶせたり股間を隠したり、で忙しい昼前。

「謎の、かっぱえびせんオヂサン」。

↑　此りわマスオ管轄。の業者の方。

訪れる度に「かっぱえびせん」を携えて来られるので
我が社でわ有名になっちょる。
（えびせんの分配で血の雨が降るﾎﾄﾞに。ウソ）

わしわ「初めて」お目にかかる偉大な人物ぢゃ。

マスオが簡単に紹介。
「此方が…」

「かっぱえびせん！」
と思わず「口走った」わしの失礼さにわ「程がある」。
うんうん。

かの紳士がマスオと、ヒミツの応接間に消えて小一時間。

わしの脳裏をアパッチの如く飛び交う疑問。
「えびせん、持ってきとる？」

はい。
かの「立派」な紳士わ「何種類」ものえびせんを用意してくれとりました♪
（あんたスゴいョ！うんうん。）

わしの手に入れたモノわ
「九州味」。



有り難う御座います。
今後もご贔屓に。


◇◇◇

ちうワケで
短いながら「本日のご挨拶」とさせていただきます。

皆さん、ありがとう。