空と海と道路

「まばゆいが。」

わしわ手をかざし、アーチの向こうを見上げた。



空中回廊には、「愉快」が詰まっているやうに見える。

全ての店が、太陽の光を浴びて燦然と輝いてをるが。

なるほど。
ここが「丸亀町グリーン」G街区なのだな。

◇◇◇

早朝からの勤務の後、
くたびれた顔の私わ

同じやうにくたびれた、
お腹の辺りに横皺がいった制服のまま

旧友と歩きます。

彼女にとってわ久々の高松。
ならば「今話題の」G街区を案内するかの。
ふ

「あ、もうあれこれ見たンね。」

どうやら、私との待ち合わせまでの時間。
既にお店は見て回った様子。

「ほな路地裏にでも。」

路地裏にて生き返る私。

何も知らない彼女を連れ込みます。
笑 笑

進化しているグリーンとわ全く無関係な、
カフェでわなく「喫茶店」へとイザナイ
（この時点で、ヒジョ〜に不親切な私の性格が顕れます。ふ）

ジュラ紀から存在しているお店にて、珈琲をいただき

「さ。ちょと歩くかぃ？」

夜のライオン通りやら大工町は落ち着く私ですが…

昼間の
そりらを結ぶ路地裏は

また格別な味を持ち。



「猫」がいっぱい。
笑 笑

猫好きな彼女は、彼らを見つけるたんびに
しゃがんで話しかけます。

まずフェリー通りからちょっと入った、神社の前。

きれいに掃き清められた路上で黒猫さん。

も、すぐに寝転んでお腹を見せます。



あまりに回数が多いので
「そんなに気持ちが良いのか？」
と、私まで寝ころびたくなりましたよ。
ふぅ

塀の上の猫さん。



そして風俗店の「チャッピー」。



こりは、お店の人が外にいて
名前を教えてくれました。
笑 笑

そっぽを向くから、抱いて写メを撮らせてくれた茶とら。
ありがとうございます♪

行く先々で、「猫時間」。
彼女がしゃがんでなでさすり、話しかけてわデジカメで撮ります時間。
笑 笑

その合間に、いろんなビルの「裏側」を観察。

ごぉごぉ轟く空調の響き。

雑貨屋さんのある雑居ビルの明かり。



その余韻を引っ張る階段。



さあ。
ざわめき始める、お街を後に
私わ友達と横断歩道で別れ、



車に乗って帰途へとついた次第です。