空と海と道路

彼は「叶わぬ夢」を追ってさすらいます。

本日未明の事務所宿直明けコンビわ…

干潮の有明浜みたいな頭皮を頂く、人柄の良いN氏@44歳。

「僕の頭（ハゲ）はCGなん。
パスワードさえ思い出したら、『もとの』フサフサ。に戻れるんで…。」

ニコニコ笑う彼。


…『決して』パスワードは蘇らぬでしょう。

◇◇◇

「！(°□°;)（‐公‐｀）
Nサン！

ここにあったたくさんの蛍光ペン、どこやったんっ！？」

怒る私に
あらぬ「濡れ衣」を着せられた彼。

「え？え？え〜と…」

慌てる彼に舌打ちをした後

なんだかミョ〜に「膨らんだ」
我がペンケースを見つけます。



「パンパンに固まった、
まるで『四角い弁当箱』のやうな」
本来はカワユラスィはずの
カエルさんペンケース「ぴょん吉」。
（名付け親はパインさん）

持ち上げたら…重い。堅い。

ああ(°□°;)（‐公‐｀）？

開けたら何十本もの蛍光ペンが溢れ飛び出してきました。

ああっ？



◇◇◇

思えば昨夜。

連チャン事務所の私わ

かのペンケースをデスクに残して帰ったっけ。

その中に「なぜ」入れた覚えのないものが

「パンパンに膨れ上がるほど」入っていたのか。

容易に「犯人」は見つかります。

昨夜21時前に帰ってきた
同僚チェシャの仕業につき。
（‐公‐｀）

まず、「冤罪」を被せたN氏に
「高い所」から謝ります。

「ご・め・ん・な・しゃいね。ふ」

次に本日郊外に居るチェシャに
問いただします。

「だって…だって昨日事務所に帰ったらね…

花椒さんのカエルが『お腹すいた』て言うとったん。」

・・・・・

そうか、ぴょん吉がお腹をすかせて…
て、

ちゃうやろっー！
笑 笑

おどおどしながらも
永遠にパスワードを求め続けるN氏。

事務所の蛍光灯がまばゆく反射する「CG」ハゲ。

手で光を遮りながら
N氏の優しい吐息を聞き取りました。

ふ

私の、素晴らしく柔らかに触り心地の良い「ぴょん吉」は

やうやく元の姿にかえりましたよ。



ふぅ。