空と海と道路

朝起きたら頭の中で流れていた。

「昼寝をすれば夜中に眠れないのはどういう訳だ」

休みの昨日、昼寝をしたわけでもないのに眠れなかったのはどういうわけだ。

ごろごろ布団を行き来する私の体は汗ばんで。

秋になったぞ、と謳う暦を疑いの目で見直してみる。

「だからガンバレ
みんなガンバレ。
夢の電車は 東へ西へ」

ガンバらなければならないのは私だ。
笑 笑

「たよりの自分は睡眠不足で。

だ・か・ら。
ガンバレ。みんなガンバレ。月は流れて 東へ西へ」

駅広場では、鳩がベンチに潜っている。

見えるのは、赤い脚のみ。

高松駅では、季節の飾り付けに忙しい人たちがいた。

テーマは、「気球と風船」？

「満月空に 満月明日は いとしいあの娘に逢える。」

先ほど帰った事務所にて。

傘をかぶった朧月。

出くわしたF川氏と挨拶を交わす。

「ほら！素敵な月。」

「傘かぶっとりますけど。」

（‐公‐｀）

ガンバレ。みんなガンバレ。

今宵お泊まりのマスオは寡黙。

月を見る余裕もないだろう。