空と海と道路

そんなはずはないさっ！

ギターを背負ったカリスマ営業マン@ペコペコくん。

本日事務所早出で仕事にイソシム私の前に
久々に現れます。

確か…先月辺り。

我が社ビール部会に初参加し

腰が低いままアルコホルの海に沈んだヤツ。

徳島のストリートで弾き語りをやっていたという「自己申告」を信じ

3次会のお店にて「泥沼」にハマった経歴を持ちます。
（‐公‐｀）

・・・・・

「上手い」と思って連れて行ったのに……

笑 笑

老舗のお店ですが、柔らかく微笑む寛大なマスター。

◇

そんな彼を迎え…

意地悪く私と獣は問います。

「ギターは？」

そんなはずはないさ！
デデデデん！

「あひ。」
実は、あの時から
（面子をつぶした時から）

「ギタ練をまた再開しとりますぅ！」

ナイアガラ汗を流す彼に

「弾いてみぃ。ギター、車に積んどらんのか。」

獣は無理なことを言います。

「エアでここで！」

私もまた無理な注文をします。

そんなはずはないさ！

煮え切らぬ営業マンの態度に獣が
エアギターを弾きます。

それに倣い、思わず私も腰を下げてリズムをとるのを見て

ペコペコはいきなり事務所ロビーにて

しかし小さな声で（笑）

遠慮がちなエアギター。

果たして、昼下がりの事務所で

「何か」が始まりそうな気配、期待、躍動。
笑 笑

その飲み会に参加していなかった同僚ぎゅうがほくそ笑みながら何やら呟いたトコロから…

彼の冒険譚が始まります。

◇◇◇

彼の家は三木につき。

「家に泊まれや。」との獣の申し出も

遠慮深いペコペコはやんわり断り…

最終電車に乗り込むも

「なぜか」池戸（2つ手前）で降りるんですねぃ。
（乗り過ごしたら、うちの社長とも打ち解けられるのに。ふ）

降りた彼は、なんとなく「間違った」本能に従い

川沿いを歩くんですが

途中、カラマレます。
（オヤジ狩り？彼は30代です。）

カラマレやすい草食な風貌。

ですが、どなんしても帰らないかん会社員。
（自宅に電話するも、奥様はシカトだったそう。笑）

いやしかし。

人情は生きてをるのだよっ。
うんうん。

「その」オヤジ狩り目的な（？）愚連隊（古い言葉をお許しクダサイ。）
が

「…向かっとん、真逆や。」
（ちゃんと正しく教えてくれたんね。）

・・・・・・

2つ前で意味なく降車し（しつこいですが、終電です）

更に「反対の街方向」へと
街灯もない道を歩いていたんですねぃヤツわ。

「林」まで歩いた挙げ句に、オヤジ狩りの方達に教えていただき

またたくさん歩いて自宅に着いた彼は

スーツの上も下もドロドロでしたとさ。

◇

「道を踏み外さない」健全な私は、野菜たっぷりのカレーを作りました。



らっきょ（ぎゅうからいただいた）をたんまり食べたくて、ね。

んふ