2010年11月25日

真昼の「怪」



「……二階に…

誰かおる。」

わっきーが、声をヒソメテ
事務所天井を恐る恐る見上げました。

「え。」

爪先立ちで私は駆け寄ります。

二人で耳を傾けた事務所は…

「その時確かに

私達『しか』居ない」
はずでした。

・・・・・・

静かな本日のお昼前。

宿直明けのm爺は帰り

先ほどまでいたカニとマスオは
会議に出払っとります故

私とわっきー以外は

「誰もいない」はず。

ましてや「二階」には。


瞬時に去来する「過去の実話」。

何人も「見た」らしき、
幽霊の体験談。

◇◇◇

二階には、社員の宿泊施設を兼ねた休憩室があるんです。

ある夜。
寝ていた人の布団を引っ張る手。

「はっきり」手を見た!
と証言する彼らのうち数人は

「姿」まで目撃。

こりは、二階の奥にある部屋でして…

私の「ヒミツの小部屋」とは違います。
(ふぅ。)

とにかく。

そんな「イワレ」のある
「二階」から

聞こえるはずのない足音が。

カツカツカツ

駆け寄った私の耳にも
はっきり聞こえましたです!

「見てきてん。」

わっきーは私の目を覗き込み、

「あ!?なんで私がっ!」

…全てヒソヒソ声にてのすったもんだ。

ち。

好奇心に負けた私は

足音をたてないやうに
二階へ上がる階段の下へ。

ちょと虚勢。
笑 笑

何かあったらすぐに逃げられるやうに構えます。

カツカツカツ。



カッカッカッ。

に変わりました。

あ!(°□°;)(°□°;)(°□°;)

「お、降りてくるっ!」

その「ナニカ」は

よりにもよって

オビエル私達のもとに

事務所一階に。

足音も顕らかに、
乱れる風もなく

「降りて」くるのですっ!

(°□°;)(°□°;)(°□°;)

素早く、階段下から
頼りにならぬわっきーの近くにトビスサル私。

普段、ホラーと戦争映画を見慣れてをるはずの

「防衛・攻撃」
には
一家言あり。

をソコハカトナク「豪語」しておる彼。

見れば…

固まって、白目をむいてをりますっ!

ひぃ!

「空気を読む」能力の欠けてをる私デハアリマスガ

この場はトリアエズ。

同じく白目をむき

「かの魑魅魍魎」を待ち受けます。

◇◇◇

カッ。

一番下の段を踏みしめた
「ナニカ」は

身を寄せ、
縮こまってをる私達に




姿を見せました。

・・・・・

「続く」





この記事へのコメント
花椒さん
こんばんは〜!


結論は・・・

続くカニ!!


そんな怪現象・・・
しかも昼間から!
(笑)


信じませんょ〜だ(*^_ ’)ふっ


何となくその正体は???

なんだぁ〜〜!!
って感じでしょ?(笑)
Posted by 大地 千春 at 2010年11月25日 19:24
続きが気になる~(>_<)

……私は怪現象を期待しますわ♪
Posted by みぃみぃ at 2010年11月25日 19:27
大地 千春船長☆

おはよ~ございます!

>しかも昼間から!
>(笑)
>
>信じませんょ~だ(*^_ ’)ふっ

↑ ふ~んだ。

あら、そですか~だ。
笑 笑


ちっ
(‐公‐`)

>何となくその正体は???
>
>なんだぁ~~!!
>って感じでしょ?(笑)

↑ (°□°;)アヒ

な、なんで分かったんですかっ!
(ワカルヨネィ。ぷ)

続き、昨夜書こう思とったんですが…

はよから爆睡してしまいましたわぃ。

ふぅ
(号泣)
Posted by 花椒 at 2010年11月26日 10:11
みぃさま☆

>続きが気になる~(>_<)

↑ そやろっ!?

うんうん。
可愛いみぃ嬢。(ハアト)

続き書こう思うたのに…

ゆんべは…18時すぎから爆睡!
シクシクシクシク

>……私は怪現象を期待しますわ♪

↑ あ・・・・

ゴミン。種明かし読んで
がっかりさせそな予感。

ぷぷぷぷぷぷ
Posted by 花椒 at 2010年11月26日 10:15
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真昼の「怪」
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