空と海と道路

未曽有の大雪。

何日か経った本日も
我が蝸舎前にわ、切り取らりた「銀世界」が残っちょりますがナニカ？

有り難いコトに、あの日「休み」だったわし。

友達から遊びのお誘いが有るも…
恐ろすぃて、半径2キロ以内の範囲しか走れンで断念。

其ンな日。
つまり、近くの農村スゥパァ「ハナコ」でヨーカンパンを買い
（ヂツニ腹にズシンとくるパン）

美容院に出向くも
「あら！出て来れたんナ！」

と、痩せぎすな店長わ（今日わ誰も来れまい）と
ダーリン様の髪を刈りながら、べっくらしてくりた。

わしわ、ヒトの油断して居る時に奇襲をかけるのが趣味ぢゃ。
ふ。

其の後、雪に「全神経」を傾けた故か
猛烈な空腹に襲わりたわし。

冷やした肝を…ンまい「うどん」で温めたい。

此の狭い範囲内に有る「香川屋」さんに寄った。

縮こまった肝を、「かけ」小。で熱くあっためちゃろわぃ！

もうそろそろ「セルフ」の高い敷居を超えてをるハズ。
のワリにわ、列の前のお客さんの所作をガン見しながら倣う。

えと。水を入れたコップを、此の盆に載せて…ぢゃな

「かけ小！」

「熱い方。」と言い添えたわしわ「完璧」！

…が、此ンな気候。
「熱い」わ余計ぢゃったやも知れん。
たって、最初の「かけ」声で、おっちゃんわ麺を温め始めちょったから。

ちょとオドオドする。
かけ。て…冷たいン無かったメニュゥやったっけ。

えんや！
出てきた湯気のたつうどん、「勝手知ったる風」に
ネギとショウガを載せる！

レィルの上を滑らせて天ぷらを選ぶンぢゃ！

「お揚げ」にしたゾ！

どうぢゃ！此の「隧道」ミタイな立派なお揚げわ！



甘くて美味しいゾ！

トンネルの中から引っ張り出すうどん。



嗚呼。
此の大雪わ…「うどん」の為に有ったンぢゃな！
うんうん。

積雪の中も、絶えるコトなく入って来る車。

◇◇◇

次の日わ事務所早出につき。

大規模農道（別名＝さぬき新道）に出るまでの

「凍った」壁のやうな雪。

わしわ未明に「ガリガリ」と轍を踏む。

山奥故に、この轍わ「わしが前日つけた」モノしか無い！

頼りないスマホのライトに照らさりる、今度わ
「岩」のやうな白い雪道に

キラキラと輝くダイアモンド。

一本しかない、わしの轍を踏みザリザリと坂道を上がる。

ブレェキもアクセルも「禁忌」ぢゃ。
(T-T)

さて。
其ンな事務所早出を終わり、ちょと残って居たわしわ

「空きっ腹」を抱えて山に向かう。

向かうが…腹減り限界！
ぢゃったので

へへ。
「玉吉」に寄りましたです。

此のお店、「たまきち」と読むンかと長年勘違いしちょりましたが

「たまよし」。なンね！♪

本店の有る、マル○カ綾南店敷地。

「連チャンうどん」！？

以前ならコンビニ弁当で済ませて居たかも知れませんが

「うどん」に目覚める。

だって、香川屋さんで370円ぐらいやったけんネ。

玉吉さんも安かろうわで！

はい！
選ンだのが今回わ「おろしぶっかけ」。

大根を欲してをるョ！



赴いたのが14時過ぎ。
ぢゃのに！

天ぷらを選ンどるわしの横に、「鶏天揚がりました～！」

えええ！

「すんません。其の鶏天を一つ。」

わしわご婦人にお願いしました。

「はいっ！♪」

とても軽やかに載せてくりたブツ。



カリカリと呟く、ジュウシィ過ぎるもも肉！

待て。
此の大根おろしがまた・・・

嗚呼…。

なンぢゃ？！此の美味さわ！



はぅ…。

雪の二日間。
わしわ極楽の味を楽しみました。
( ´ー｀)ﾌｩｰ．．．