2014年01月26日

ヤツの残した…

遠い昔の話。

私わMi-ハインドから降り、昆虫のやうな顔を持つ此の軍用ヘリを見上げた。

今宵わタクラマカン砂漠にて野営の予定。

空にわ満月。

先日、上海で開かりた
上級将校の晩餐に出てきた、銀の盆のやう。

かの地の外灘(わいたん)=バンドの租借地にわ

世界中から集まった新聞記者が倶楽部を作る。

ニュゥオリンズからのジャズが流れ、退廃的な
其して鵜の目鷹の目な視線も集まる外灘。

私わ一人のスパイに出逢った。

◇◇ ◇



軍用ヘリわ、赴く先々の地形によって本体が塗り替えられる。

ベージュが主な色を認め、「砂漠」に意識を高める。

ジャングル仕様でなくて良かった。

月明かりに照らされた、繊細な石「デザート・ローズ」を転がして
金色の「夜光の杯」に本生を満たす。

デザート・ローズわ、砂漠の薔薇。

其の名の通り、薔薇の花びらのやうな石。

軍靴で蹴ると…様々な色を帯びて輝いた。

スパイわ恐らく「欧州」が放った、だらう
ディアボロス的な

意大利系だな。

トルコ経由にて渡ってきたハズ。



私わ、主要部に報告せぬまま

トルコを夢見る。



汗血馬の王。である「赤兎馬」を駆って
丸いグラサンをかけたスパイ。

フシギ。



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