空と海と道路

「なぁり なぁり」。

こりは「どういたしまして。」
という意味の中国語です。

口へんに「那」という字と「里」で「なぁり」と読むんですねぃ。

直訳すれば、「どこ？」という疑問代詞なンですが
二回重ねることによって
「どこが？→なんのなんの。」のニュアンスに変わります。

「自然と遊ぶ」の爺ちゃんさんのブログで思い出した次第につき。

どこに感謝されるイワレがあろうか。
なんの なんの。

日本語と似ています。
笑 笑

好きな言葉なンですが、
アタシはいまいち…使う機会が御座りません。

人に感謝される善行からわ

何万光年か隔たった所行だからでしゃうか。

ふ。

◇◇◇

年が明けた事務所には

おなじみの「年始の挨拶電話」が続きます。

時たま会社名を間違う「お約束」の取り次ぎにて
カニにかわるんですが

そこで「目にも鮮やかなる」彼の応対に開眼イタス私。

普段はまどろっこしい話し方のカニが

「スキッと」返すんですねぃ。

ここで私。
我が身を省みます。

◇◇◇

以前、ケチくさい自営業を営んでいた私。

挨拶を返す時に「失態」を何億回か繰り返しました。

「本年もどうぞ宜しく。」
の挨拶に

『こともあろうに』
「そちらこそ。」
と言いかけて（実際口に出しましたです。）

慌てて言い直していた私わ…

「そちらこそ頼むで。」的な
タカビシャな

加えて「お門違い」な挨拶を
「すんでのところ」で飲み込んでいた大馬鹿者。
笑 笑

そんなアホな私わ
カニに電話を継ぐ前に

「本年も宜しく」との挨拶に

おおかた「本年こそ」宜しく。
と言いそうになった己の口を閉じました。

ふぅ。

◇◇◇

かような経緯にて
「感謝」の表し方を忘れてをった自己に

終止符をうちたい。



できるんやろか？

なぁり なぁり。

と言う為には

まず、感謝されねばね。
うんうん。

明日は友達と、
珍しいお二人様ドライブ。

なぁり なぁり。
と言える場面に出くわしますかのぅ。
笑 笑