2010年11月29日

素敵☆おごり

事務所に新顔が入りました。

「いっちょ、可愛がってやるか。」

牢名主の私は、思わず腕まくりをし

サブイボを立てます。
さぶいっ!

◇◇◇

新顔は…「缶入りみそ汁」。

ココロがホットなナイスガイでした。

事務所自販機が「伊藤園」に変わって以来、

皆のコウキシンは絶えることなく…

各々の「贔屓」も
ほぼ「不動」になりかけた矢先の本日。

予想に反して「数多のファン」を作った

「おしる粉」が姿を消し…

取って代わったのが
この「お味噌汁」。



あちこちから沸き起こるブーイング。

「あのおしる粉、癒やしやったのに!」

「美味かったのにの!」

しる粉をまだ味わっていなかった私は
沈黙を守ります。

しかし。
「しる粉ファン」先鋒者のベティがこりを知ったら…

と思うと、ヤサシイ私は胸を痛めました。



さて新顔。

ホントはみんな興味津々でして。

入れ替えて数時間は

「準備中」のランプが点くんですよねぃ。

イレカワリタチカワリ

そのランプを見る諸氏。

私はその横の「ベルガモットティー」の信奉者ですから
余裕なんです。

事務所ドリップの珈琲を嫌う私は

サントリーの烏龍茶と
アミノカルピス。が定番ですから、
どこぞで事前に仕入れて参ります立場。

◇◇◇

そんな、皆の注目を集めた新顔は

夕方辺りに「準備」を終えました。

業務にイソシンデをりました私は…

郊外勤務地より帰ってきた
ベティに告げます。

「おしる粉消えて、お味噌汁になったんで!」
(ツライ告知でした。)

「えええっ!?」

彼女は自販機に駆け寄ります。

「あ!」

息をのむ彼女に

「お味噌汁。なんで…

なめこの。」

そっと囁きます私。

ちょいとアクマなアジテーション。
笑 笑

「え!ナニコレ〜っ♪」

可愛い声で叫ぶベティ。

そこに。
一つの「積乱雲」が湧き出ました。

時期を逃さずマスオの
「太い」声にての応援。

「そやろーっ!」

静かに頷く私。
うんうん。

あひ

小さな叫び。が聞こえたやうな気がしました
次の瞬間。

「の、飲んでみるっ?」

そりまで愛機PCを睨んでいた
「フウヲヨソオウ」

カニが口を滑らせました。

「はいっ!」
「はいはいは〜い!」

奇しくも「B型」ばかりの

マスオ・ベティ・私。

の3人が「手を上げます」。

ひらひらひらと、
諸手を挙げたマスオなどは
「お星様」のやうに煌めきました。ですよ。

◇◇◇

かくしてカニ社長は

私達3人と、その場にメグリアワセタm爺の

合計4人の「お味噌汁」を買うハメに
なりました。

「わしは…ご飯の時にいただきます。」

m爺だけは
現金の「120円」を。


(アクマデモ堅実ナ。)
◇◇◇

味見。

「こりは、缶のまま味わうべき。」

グビッといくマスオは

「味…薄いの。」

ヒョロっとした痩身の彼は
糖尿病予備軍です。

「薄味で美味し〜い♪」
とは
若いベティ。

仕事に追われてをりました私は、
しばらく後に

紙コップにあけて吟味。

「なめこ。たっぷりぃ♪」

事務所備品の珈琲用オサジにてかきだします。

んまい。



社長。

「一個、なめこ落としましたが」



美味しかったです。
ごちそうさまでした!

んふ♪





この記事へのコメント
・・・かわいそうな

いっこの

なめこ。。

やるな。伊藤園!
Posted by ゆーたとなつみのとーちゃん at 2010年11月29日 22:40
ゆーたとなつみのとーちゃんさま☆

>・・・かわいそうな
>
>いっこの
>
>なめこ。。

↑ ティッシュでつまむ時…

皆に見えないよう、

そっと涙を拭いましたですよ。。

ふ…
(ツラサヲフミコエタ確かな目)

>やるな。伊藤園!

↑ ですぞぃ!

永谷園も自販機作らんかのっ!

「お吸い物」とか…。

ぷぅっ
Posted by 花椒 at 2010年11月30日 05:19
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素敵☆おごり
    コメント(2)