空と海と道路

むぅ。

本日事務所。
「早出」の日。

でしたけに…

「放浪のお一人様ドライブ」に出るつもり。

だったのが…

ちと計算が狂いました。

残業でして。笑


さぁ。
5:50に出勤しました事務所には

寒さのアマリ、ブランドもののシャツやベストの上に

会社ロゴ入りダサいジャンバーを羽織った、
宿直明けの疲れきった
獣が

おりました。

「な。もう俺、帰ってええ？」

よし。許すぞ。
後は任さんかい！

肝の座ったテイを装う、

そのジツ、何も考えていない私が請け負います。


宿直明けのオトコタチは…

たいていこういうナキゴトを訴え、

私達は「はいはいはい」と

聞き流します。

ふ


さぁて。

ギターやろ。


疲れ果てているハズの獣、

「ギター、持ってきた？」

実は昨日から受けていた、

「ギターを持参するように。」とのミッション。


早朝の「ギター教室」が
始まりました。


場所は、1階「奥の小部屋」。

「チューニングしてないで！」

私の、fenderミニギターの調律から始まります。

「よっしゃ！」
と、やってくれたのはええんですが…

彼はなぜ…チューナーまで会社に置いているんでしょう。
謎です。
笑 笑


「乾杯」。

これを教えてもらいました。

「簡単やで！」

「とんぼ」を

既に（素人の私が聴いて）
かっこよく複雑に弾けるようになった彼。

２ヶ月の差（練習を始めた）が、

今や「２百万年」ぐらいの差に。


「ピック持ってるか？」

持たいでか。

いつも持ち歩いている、
パール柄のと赤いピックを胸ポケットから出す私。



硬いきずなに 思いをよせて

語りつくせぬ 青春の日々

G Em C G Am Em Am Dm G

そして

G C G Dm G C


G Dm G

私。

事務所ですが、

勤務中ですが。

必死で爪弾きましたです。

リズムは獣がとってくれました。

特に、C に移る前にはもたつく私を

獣は待ってくれます。



なんていうんでしょ…

「初心者」なら「初心者」の

「痛み」を分かってくれている。とでも言いましょうか。

「先生」というニンゲンは、

もう知り尽くして「慣れて」いるから、

「ん？ C なんて、
キホンのカタチでしょ？」
なんてツメタイ言葉を吐く存在。
笑　笑

…キホンやけど、2弦を押さえるついでに
1弦も触ってしまうんぢゃ！

テキなハズカシイウロタエを

ビギナーと

共有できるヨロコビ。
笑 笑


私。

「乾杯」を練習します。

伴奏の、「ジャン！ 3 1 2 3 ジャン！」

をつけて、

後はダウンストロークですが、

弾けるように練習しますです！