空と海と道路

本日、宿直明けのm爺と

まったり事務所で過ごしておりました。

「もう、すっかり秋やのぅ…」

（ハラヘッタ…）と思いながら

「気持ちいいですよねぇ…」

会社の備品である飴ちゃんをもぐもぐしながら答えます。


しばらくして、事務所には私以外誰もいないことに気づいた頃。

爺は戻ってきました。
お皿を手にして。

「まぁ、これでも食べまい。」

梨。

瑞々しい20世紀ナシ。

が、ちゃんと皮をむかれてくし切りに。

皮の切れっぱしがついてるのも愛嬌です。




おっ！♪

ケホケホ言いながら、
よろめきながら

喜びの舞を踊ります私。笑

そういや、どっかの会社がお中元に送ってきた梨が冷蔵庫にてんこ盛りだったな…

みんなそれぞれ持って帰ったのに、まだまだあります20世紀ナシ。


私は梨の中では、この20世紀ナシが一番好き♪

甘い幸水もいいんですが…
やっぱり子供の頃から食べ慣れてるんでしょうか…

ちょいと爽やかに酸味があるこの梨が…いいんデス。


見れば、爺（改めて言いますが課長）は既に1切れ口に放り込んでムグムグしています。

「い・た・だ・き・ま・すっ！」


しばらく…
二人してムグムグ。。笑

電話が鳴っても
ムグムグ。

だって…出られない。笑



我が社の事務所は、11号に面しています。

ようやっと始まった通勤ラッシュの車列を

ブラインドの隙間から

後ろ手に組み…

それらを眺めながら

二人で一個を完食しました。


高い空には秋の雲。

稲穂をそよがせる風に

トンボが笑います。