空と海と道路

ぷひょ

市街戦の時、扉を蹴破るのが「第壱」(てぃいー)で、続き銃を構えて入るのが「第弐」(てぃあーる)だ。

ぷひょ


いまだに慣れぬ。

トイレに入る度にモーゼルを投げ撃ちしさぅになる。

◇◇◇

此処わ事務所。

昼の糧食を摂らぅと二階の「秘密の小部屋」へ。

湯を入れて三分待つ間に用を足そうとトイレ。

開けた瞬間「ぷひょ」と鳴る。

鳴った瞬間伏せてしまぅ。
伏せながら気付く「センサー付きエアフレッシュナー」。

少し前から設置。
郊外にも有るが、やはり同じ動作をしてしまう。


アレわヤバい。

何故今入り込んだのが分かるのだ。
貴様、千里眼かっ！
(￣□||||！！

唾を飛ばすぃて誰何するも

ぷひょ。

ひとしきり「戦った後」疲れて【きつねうどん】。



皆さん、今日わ暑かったﾃﾞｽねぇい！

わし、小部屋のブラインドを閉めてエアコンを冷房に変えますぃたょ！

おにぎりも用意しちょりましたが、お腹いっぱい！



てのわネ

或る事情につき。

◇◇◇

我が社のアイドル「まさいち」。

休憩を取る為に二階に上がったら彼が、満面の笑みをたたえて。

わしの糧食について意見を述べちょります。

が。「ウワサ」によると「ピーナッツが軒並み其のまんま」お尻から出て慌てふためぃた。とのコト。

コヤツ、しょ～もなぃコトで普段から騒ぎたてて居るので
「ピーナッツ」の状態を、幾らか蔑んだ表情で尋ねます。

「ピーナッツわどぅだネ？」　

するとヤツわヨロコンデコタエルノデス。

「此れぐらひの小袋を破って食べただけなのですが」

昼に聞いた他の同僚の言葉が、かささぎのやぅに響く。

「それだけでソレダケデ？きぃきぃ」

◇◇◇

ちぅ次第につき。

握り飯を口に運ぶ気にわなれンかったょ。

裏の畑に居ります。