2019年02月06日

須崎レトロ

土佐に行ったら文旦ぢゃ♪

皮を剥くのが面倒なので、此処拾数年は果物をあまり求めンかったわしであるが

其の中でも特別面倒くささぅナでっかい柑橘系。
文旦は別ョ。

ちぃと前に産直で「ついでに」求めたコヤツが美味かった。

今回、土佐の嶺北・吾北地帯を走って居る時にあちこちで目についた「文旦」の字。

なるほど今が旬なのかネ?



ちぅワケで、へろへろ復路にて寄った「道の駅さめうら」。

もちろん、わしのいつも求める「美味しいコロッケ」を扱う「与作食堂」は既に閉店後ョ。

隣の道の駅も恐らく締めの集計を行って居られた。

すんません。文旦ください。
てな迷惑客一人。

◇◇◇

文旦を助手席に置き、夕暮れ迫る帰路に。

でね、いつも思うンょ大豊のパチンコ屋「パーラーさめうら」。

なンかノスタルジックな看板でね、こいつ電飾が灯ったら
「どんなに昭和だらぅ✨」


でも其れを目の当たりにしたことが無い。
はい。
今回も照らされて無かった。
˚✧₊⁎❝᷀ົཽ≀ˍ̮ ❝᷀ົཽ⁎⁺˳✧༚

◇◇◇

其ンな「昭和」の懐古趣味を
こっそり「引っ掻く」やぅナ

引っ掻ぃた筋に
昔の柔らかなインクを垂らすやぅナ

「須崎」を記さずには居られない。


最初に訪れた「すさきまちかどギャラリー」。

わしわちぃと迷い(いつものこと)

迷いながらもうつつを抜かす未知の街。



須崎は太平洋の港に向いた活気ある街ぢゃったンね。

こういう町並みは大好物。

わしわ歩き回った。
感想は、多度津の町並みに近いかな?
 
漁師が大量の魚を伴って入港する賑やかさ。
久礼の市は、車で二、三十分ほど。


「…でも
此処の商店街は…」

とカードをくれた可愛い子ちゃんは言葉を止める。



【時間が止まっています。】

と言いたかったのか?

◇◇◇

此の旧三浦邸。

三浦商店は、木造二階建て塗家造、大正時代中期の建築で、「日本近代建築総覧」(日本建築学会編)にもその名が見られる、高知県では代表的な商家建築です。

分厚い漆喰の軒を持った一面黒塗りが特徴的で、三層になった高い軒が、一、二階の城壁のようにせり出して四辺を巡っており、色褪せた黒壁がこの建築の重厚さを増し、風格を感じさせます。

三浦商店は戦前、コウゾ、ミツマタなど、和紙の原料や製品を商い、朝鮮半島にまで交易船を出していたと伝承されています。天然の良港に恵まれた須崎は、近隣の物資の集散地として栄えたましたが、三浦商店もまたそんな有力商家の一つでした。旧道交差点の角地に立ち、須崎周辺の林産物や紙問屋として繁盛しました。高い漆塗の格天井などが豪商の名残を留めています。

◇◇◇

隣町の「いの」は紙の町です。

山本一力氏の作品でも「土佐和紙」は出てきますネぇぃ♪

ついでに申すなら、愛媛の翠波高原から下に向かう時にもコウゾ・ミツマタの畑を横切ります。
たのし〰️

◇◇◇

わしわレトロな商店街フェチでもあるので



「きっと時計店」



港に近い古びたアーケード。
(今治にもよく似た処が)










サッカーボール。



帰路、迷い中に発見「大根」。