2010年12月01日

駅広場のカノン



私。

本日「空」を飛びました。

◇◇◇

昨日、珍しく「大掃除」をした為に

リズムが狂ってしょうがありません。

力仕事をした腕には力が入らず、

夕方の「自分へのご褒美」ビールが

「持ち上がらない」
ほどでした。

かつて。
ビアガでは「大」ジョッキを難なく口に運んでをった私の右腕。

昨夕は、350mを持ち上げるのもやっとでして…

ブルブル(プルプルではない)震える右をあきらめ(アル中ではない)、

左腕で口に運んだトイウツライ過去を踏まえます。
(ソコマデシテノムナヤ)

早々に床についた私は、
気づけばサロンパスを計4枚
貼っとりました。

こりほどの辛苦を経た「ワリ」にわ…

「一体、どこが綺麗になったんぢゃろか。」

自分に問いかけるのにも
アキアキしました。

ふぅ。

◇◇◇

本日駅付近早出。

終わって後、久々の16号。

海が見たく。

手に入れたばかりのCD。

ほやほやのCD。

だって、交代した後すぐに

「駅広場」で求めましたからね。

お馴染みの、
アンデスの楽団がきちょりました。

本日はいつになく、
「ぷぅぷぅぷー」とか
「ぼっ」とか…

演奏前の練習をされとります。

何曲目かで勤務を終え、

私は駆け寄り
口を開けて聴き入ってをりました。

いつもの赤い布をかけたテーブルには何枚かのCD。

床には「投げ銭」用の箱。

今日は二人。

素敵な演奏に、何人かが
箱にお金を入れ

奏者は頭を下げたり、鈴をその度に鳴らしたり。

…そろそろウィリーウィンキーに
パンを買いに行こうかの。

バッグを肩に掛け替えた

「まさに」その瞬間。

「私達の新しい曲です。」

そう言って始まった曲。


そりは

「パッヘルベルのカノン」
でした。

あ?

めまいがして、そばの石のイスによろめきかかる私。

「じっくり」聴きます。

彼らは、「渾身」の演奏をしているやうに
見えました。

私のカラオケでの十八番
(てか、獣がいつも勝手に入れる)
「コーヒー・ルンバ」
(モリエンド・カフェ)

いつもの彼らは演奏するんですが、

今日は「カノン」。

私の大好きな。

色々な人の奏でる
「パッヘルベルのカノン」CD。を
集めてをりますが

かの。ペルーの。

厳しい高地でできた儚く美しい楽器が奏でると…


あぁ。

高い空に曲線を描いて登ってゆく、

目にも鮮やかな調べ。

再度めまいを感じ、
「心底」聴き入りました。

空腹は

その瞬間に消え去りました。

私。
CDを買いました。

心の底からお礼を言いました。

素晴らしかった。
ありがとうございます。

昨日狂ったリズムは、

「新しい」リズムに生まれ変わりましたです。

銀のトレイみたいな瀬戸内海。



黄砂から湧いたやうな島。



「凪」ですが
「嵐」。

彼らは祖国の孤児達の為に全国をまわっておられるそうです。



http://www.wayra.jp/

  


Posted by 花椒 at 17:37Comments(10)